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2017年9月 2日 (土)

質問力の強化研修

「質問する」とは、どういうことでしょうか?一般的には、「分からないことを相手に訊ねること」ですが、仕事においては、「仕事の成果を出すために、必要な情報を、問いを通じて把握すること」になります。もっとも、職場指導員研修では、新人に「わかった?」と聞くと、必ず「わかりました」と答えが返って来ますので、「対象者に考えさせて、答えを出させること」にあります。

いつも質問する人を見ていますと、「わからないとき」はもちろんですが、「具体的にどういうことですか?」とか「○〇の場合は、どうなりますか?」と確認する形で問いただしています。説明会のプレゼンなどの終わりに、「なにか質問ありませんか?」と問いかけても、ほとんど質問がなかったりしますが、それは話し手も、聴き手も、「適当に流している」といわれそうです。

質問を引き出すのであれば、「質問ありませんか?」という単純な問いかけでなく「何か難しいと思われたことがありますか?」と具体的に問いかけた方が、聴き手にとって、「質問した方が自分にとってメリットがある」と思い起こさせることができるからです。よく「質問が出ないプレゼンは良くない」と言われますが、質問の引き出し方がまずいのかもしれません。

情報収集の全体像としては、「現状」を明らかにする質問で「具体的にどうなっているか」を把握します。さらに「それをどうしたいのか」ゴールを明らかにする質問になります。そして、「現状」と「ゴール」を太く短く結ぶために「どうするのか」施策を明らかにする質問になります。もうお分かりかもしれませんが、質問力の強化は、スキルでなく内容なのです。

講師の先生の中には、質問力というと、すぐに答えられる「限定質問」と、考えて答える「拡大質問」だけを教えて終わり、という方もいらっしゃいます。また、「聞き方」「聴き方」と「訊き方」の違いを説明して終わり、言う方もおられます。ご存知でしょうか、研修やミーティングで得られるのは「知識」であって、それを現場で使わないかぎり「経験」にはならず、行動を促すようなワークをやれない限り、「質問力の強化」研修にはならないのです。

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