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2017年7月22日 (土)

窓から飛び降りなさい

これは埼玉県の所沢市立小学校の男性教諭が、担当する4年生のクラスで、ほかの児童ともめた男子児童を指導する際に言ったとテレビで伝えられたびっくりニュースです。市教委の発表によると、「窓から飛び降りなさい」、「明日からはくるな」などと迫ったほか、全34人のクラスに「明日からは33人でやっていこう」と発言したというのです。

このところ、お茶の間は、加計学園問題や、大臣などの不用意な発言のニュースで、与野党の攻防の様子が報じられていて、このような学校での不祥事は、かすんでしまいます。マスコミの報道は、毎日のように報じられる、政府寄りのチャネルとそうではない反政府報道の両方を比較することで、私たちは、おおよそのことは理解できるのですが・・・。

男性教諭と同校長は事実関係を認め、保護者らに謝罪する一方、学校側は、男性教諭と児童を当面、接触させない措置をとりつつ、全校児童に説明するほか、「心のアンケート」を実施し、全児童への心のケアを行う予定とのことです。市教委は、たいしたコメントもなく、「誠に遺憾」としながら、さらに詳しく調べる方針だそうです。

嘘をついているかもしれない官邸、証拠資料を隠したがる官僚かも知れませんが、今回も教育の現場では、「誠に遺憾」というだけで他人事(ひとごと)の教育委員会、いわれたから謝罪した、事なかれ主義の学校側という構図は、相変わらずで、どこか可笑しい、思いながらも、そのままやり過ごす当事者意識が薄い私たちがそこにいます。

いじめ問題も含め、このような学校の不祥事は、ことが起きるたびにニュースとして取り上げられるのですが、これらは一部の学校で、いじめのない学校、不祥事のない学校は沢山あると思います。熱血漢の先生、クラス全員に慕われる先生、授業をアイデアで生徒を巻き込む先生、などなど、これらのニュースを日ごろから流してくれるマスコミ媒体はないのでしょうか?

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2017年7月 8日 (土)

リーダーの育成

リーダーの役割は、よくPM理論とSL理論の対比で、いろいろ言及されます。ただ、集団活動においてはP(目標達成のパフォーマンス)とM(組織のメンテナンス)につきるのですが、こと人材育成にあっては、「部下の成熟度によってリーダーシップの取り方が異なる(SL)」という考え方が近しいのかもしれません。PMにE(教育する)を加えてPMEモデルとして、人材育成の重要性を説かれる先生もおられます。

「部下や後輩を育てる」というテーマでの研修では、リーダーシップの強いリーダーほど、仕事の振り方が、属人的であったりします。コミットする意思と能力の高い人を好んで登用するのか、当然、部内での仕事の偏りが生じたりします。仕事を遂行するための教育や経験から選んでいるようで、できない人に頼むより「自分でやってしまう方が早い」といった、まったく人を育てる必要を感じていないように見受けられます。

後輩を育てるといえば、新人の受け入れをするメンター(チューター)の場合、誰を指導するのかはっきりしていて、2人体制であろうと、1対1であろうと、自分の仕事をこなしながら、時間をつくり、職場指導をします。もちろん、育成期間が1年とか比較的短いこともありますが、新人を一人前に育て上げるのです。これに比べて部下を育てるマネージャーとなると、誰を、いつまでに、どのように育てるのか、決まったものがありません。

自分のチーム内で、仕事の偏りを少なくすること、個々人の仕事のレベルを上げるための育成ですが、まずは「仕事を任せる」ことができているか。その仕事を理解してもらうために、自分の仕事を見せ、一緒に仕事をして、一人でやらせて見守り、評価をして、動機づけをする。これだけ力を注ぐ時間があるのか。なければ時間をつくれるのか。時間がない、という御仁は、部下の育成は急務でない、ということでしょうか?

時間をつくるためには、いつも自分の仕事の時間活用が必要です。特に、「緊急でないが重要」な仕事を優先的に考えること。さらに「重要でもなく、緊急でない」仕事は、やるべき仕事ではなく、やめるべき仕事である、と心得ること。そうでないと、いつまでたっても時間などつくることはできないと思います。

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