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2017年1月 7日 (土)

年末年始雑感

年末・年始の世相も一昔と比べると当然ですが、少しずつ変化しているようです。最近の年末は師走の騒々しさがなく、師走の風景も変わったように感じます。ジングルベルの曲もうるさくないし、売り出しの「福引き」も以前ほど賑やかでなく静かです。5年前の東北や昨年の熊本の被災のこともあるのでしょうか、随分とおとなしくなったように思えます。

お店の飾りつけも、世の移り変わりと共に変わってきたように感じます。年末の光景で皆さんもお気づきと思いますが、イルミネーションは一時に比べ、どこも派手さを抑えた飾りつけになりました。もっともLEDの普及で、経済的な効果だけでなく、電飾自体が抑えたカラートーンになっている所為かもしれません。

それと、クリスマスケーキの街頭販売です。一昔前は、駅のコンコースなどにケーキが山積みされていましたが、いまは、年賀状の販売にとって代わっています。思うに、ケーキ自体、なにもクリスマスでなくても、ショートケーキなどいつでも食べられるわけで、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は別として、ニーズが少なくなりました。

年が明けても、街のたたずまいはほとんど変わりません。正月といっても特別な服装をしません。お寺や神社に参拝しても「晴れ着姿」の人はほとんど見かけません。それに凧揚げや羽根つきなど、昔の風物詩ともいえる伝統的な遊びは見られず、大人も子供もスマホを片手に歩いています。テレビ番組や食卓のおせち・雑煮を除いては、冬休みの中の単なる普通の一日の暮らしの風景です。

これらは、やはりコンビニが発達したことでしょうか?コンビニが年中開けていること、それに影響されてスーパーやデパートもほぼ普段通りの営業です。自販機もそうですが、コンビニも四六時中開けているところもあります。外国では、相変わらずお店は土日、祝日はお休みします。いつでも、どこでも、ほしいものが手に入る生活を望む人がなくならない限り、年末年始の「不通の一日」は続くのではないでしょうか?

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