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2016年11月19日 (土)

スマホーチ

幼児のいる若いお母さんが手を離せないとき、子どもにスマホを持たせて遊ばせるという。幼子を抱えてはできなない家事、たとえば食事の用意とか、アイロンをかけるときなど、一人で遊んでもらえると助かるので、スマホを渡し、興味をそちらにそらす状態をいいます。「スマホ」を渡し、子供を「放置(ホーチ)」するから「スマホーチ」なのだそうです。


子どもを、そんな方法で「ホーチ」することに是非の両論があるとは思いますが、昔と違って核家族がすすんだ社会では、一人で子供の面倒を見なければならない親にとっては子育てに時間を工面する必要があるのではないでしょうか?そして、「スマホーチ」をしているお母さんの殆どが、「子供には申訳ないとは思いますが」と、本当は、ずっとかかりっきりで子供の面倒を見たいが、見られない状態にあることを物語っています。


幼児にスマホを持たせちゃダメとおっしゃる御仁は、一昔前の留守番の子供にテレビをみせておく親のことと重ねておられるのかもしれません。PCや携帯がなかった時代でしたから、それはそれで効果がありましたが、いまは、もう、生まれながらにスマホがあるのです。生まれた時からPCや携帯があった世代から、さらに進化したスマホ時代です。


「今の子はスマホに頼りすぎている」と、おっしゃるあなた。あなたご自身も、朝からゲームをしたり、ポケモンをやったり。電車がとまれば、ネット検索で状況が一発回答。わからないことがあれば、まず、ネットで検索!「最近の若い者は考えることが苦手」などという資格はありません。それに、あなたより、いまの若い人は、もっとスマホやタブレットの使い道を知っていますし、SNSの有効活用に長けているのです。


いつかAi(人工頭脳)のロボットが、赤ちゃんのお相手をするようになるのかもしれません。大事なことは、そうなっても親は子供から目を離さないことではないでしょうか?会社でも後輩指導で、時間的な都合から、一緒にいることが少なくなり、目を離さないで見ている状況でないとしても、スマホーチの母親のように、気持ちだけは切らさないようにしたいものです。


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2016年11月 5日 (土)

ハロウィンで思うこと

ハロウィンはもともと、ヨーロッパを起源とする民族行事で、古代ケルト人の暦で年末にあたる10月31日に秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すというお祭りでした。キリスト教の「聖諸人の日」の前日に当たることかから前夜祭(All-Hallow Evening)の短縮形がその語源とされ、それが訛ってハロウィン(Halloween)になったそうです。


従ってハロウィンは元々キリスト教のお祭りではなく、現代のキリスト教会では、ハロウィンの習俗がキリスト教的でないとの認識で一致していて、協会の行事になっていません。本来のハロウィンの習慣は、もともとケルト人の国とされるアイルランドに色濃く残っています。10月の最後の月曜が祝日となっており、純粋なハロウィンを祝う習慣があるようです。


純粋なハロウィンは、子供にお菓子を与えることが中心で、子供の仮装はあっても、大人の仮装はなかったといいます。日本のハロウィンは、「本来の悪霊除けの主旨」とは無関係に仮装を楽しむようになっています。特に20代の成人による仮装・コスプレのイベントとして日本式にアレンジされたハロウィンが行われています。ただ、8割の人がハロウィンに関心を示していない、もしくは好まないというアンケート結果もあります。


先日の報道でも、渋谷に多数の仮装者が集まったため混乱状態となり、更衣室の不足やごみの散乱などが問題視されています。ごみ袋の配布やゴミ拾いのイベントも行われていますが、ハロウィンの顔マークがある、用意されたごみ袋に入れずに、所かまわずごみを捨てる若い人は、いったい誰が拾うのか、考えたことがあるのでしょうか?自分だけが仮装を楽しめばよい、とでもいうのでしょうか?


仮装することで、日頃のうっぷんを晴らすという人が多いようですが、「自分じゃない自分」だから何をしてもよいことにならないと思います。身近なコミュニケーションツールとしてスマートフォンと連動したSNSもそうですが、不用意な行動に誹謗・中傷が殺到します。表だってとてもできないことも、これだと自分だとわからないと勘違いして、自分を主張されるのは悲しいです。どこかハロウィンでの仮装に似ているようのも思えます。

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