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2016年7月16日 (土)

選挙に行かない?

参院選挙が終わりました。相変わらずの低投票率で、全国平均で50数パーセント。中には50%を下回った地域もあり、多くても50%台で、押しなべて、二人に一人が投票に行っていないことになります。今に始まったことではありませんが、参院の役割が云々というものでもないようです。前回の衆院選も同じような投票率でした。

当日、選挙に行かなかった人をインタビューしているのをテレビで見ました。選挙に行かない人で、「政治家を信用していない、政治に関心がない」というのは、まだ「投票に行かない」という理由がありそうなのですが、当日、食事や遊び場所で、選挙のことを聞かれても「何のことかわからない」若者が何人かいたのには驚かされました。

総務省の選挙投票率の年代別統計を見ても、20代、30代、40代、50代と、若い人ほど、投票率が低くなっています。ちなみに60代の人が、どの国政選挙をみても、一番高いのです。このことは、この年代の人にとっては、福祉や年金問題など、自分にとって関心事が高いことも影響しているのかもしれません。

確かに若い人の教育の現場では、政治的な話題を扱う際、何がダメかの明確な基準がなく、政治の話自体がタブーという風潮があります。模擬投票などを行っている高校もありますが、それ自体に慎重な学校もあります。ただ、選挙制度を教えるだけでなく、候補者の主張や生活への影響など生の政治を授業で扱うべき、といわれる教諭もおられますが、文科省で取り上げられそうになりません。

大人も二人に一人にしか投票に行かないのに、若者だけに期待するつもりはありません。奨学金問題や教育制度改革など、社会全体で若者の主権者意識をはぐくむ環境づくりを進めない限り、この20代が30代になっても、「政治に興味がないわけではない。ただ、自分の一票で世の中が変わると思えない」という人がなくならないと思います。

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