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2015年12月19日 (土)

手書きの手紙

メール万能の今の社会で、手書きのはがき、あるいは手紙とは無縁だという方も多いかもしれません。それは手書きで出さないから来ないわけで、すべて手書きにこだわる必要はありませんが、やっぱり受け取る側として印象は変わります。きれいな字もいいですが、下手な字にも味があります。その人の人となりが出ていて、私は手書きの手紙は大好きです。

暑中見舞いやクリスマスカードなど季節のご挨拶や、ちょっとしたお礼状などにも、手書きの文章を添えるようにしています。一方、こちらが、手書きのはがきや手紙を期待したところで、メールで返信される人もいます。さすがに年賀状の返信はありえませんが、お中元やお歳暮などの礼状にメールを使われる人には少しがっかりしたりします。

最近の文科省の「国語の調査」結果では、『なるべく手書きで手紙を書くようにすべきだ』と考えている人の割合は、40代以上では8年前の調査と比べて減少しています。ところが、メールを使い慣れているはずの30代以下では、『手書きにするべきだ』と考えている人の割合が大きく増えているのです。手書きを大事にしたいという方は、若い人にも意外と多いようです。

そういえば年賀状に手書きで一言添えてあるのは若い人からのものが多く、宛名も中身もプリンターの印刷だけの人は、年配の方に多いようです。個人的には、裏も表もプリンター印刷の年賀状は、いただいても何の感情もわきません。というより、ああ、このひとは手抜きをする人だ、という印象で、応答しないことにしています。

手書きのはがきや手紙には、人柄がでていて、ぬくもりがあります。せっかく上手な字をかかれるのに、返信はすべてメールの人がいます。「メールが好きですか」とそれとなく聞いてみると「メールはお金がかからず、即その場で処理できるから」といわれました。メール万能のいま、その人にとっては常識かもしれませんが、心ある人にとっては非常識です。

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2015年12月12日 (土)

メールの使い分け

Face to Face以外のコミュニケーション手段の一つにメールがあります。昔は、メールはPCからしか出来なかったのですが、いまでは、携帯からSMSのショートメールで連絡したり、スマホやタブレットからメールをすることができます。最近ではLINEを使っている人も多く、ビジネスではちゃんと使い分けをしてほしい、という声をよく聞きます。

ビジネスでは「ちゃんと使い分けをしてほしい」というのは、LINEからの返事は論外として、PCメールにはPCメールで答えてほしいということです。たとえば講師の先生に、研修希望日をお伺いする場合、ショートメールで「了解しました。」というお返事をいただいても、受信メールがくっついていないので、その日程が大丈夫か、ちょっと心配になります。

ショートメールの利点は、電車やバスの中から、「ちょっと遅れます。」といった連絡ができることですが、これを常套手段にされると、受け手が困ることくらい分かってほしいです。もっとも、PCメールからお返事いただいても、送信メールに回答する形ではなく、ショートメールのように、単独で、いままでの文脈とは関係なしに、送ってくる人がいたりします。

メールの作法としては、やはり、SMSの使い方は、緊急の連絡事項にとどめ、ビジネスの要件に対する返事は避けたいものです。また、スマホやタブレットでは、取り急ぎの返事だけで、あとはPCメールでフォローするのが好ましいです。「私は忙しいから」とSMSで返事されるのは、日ごろ「相手のことを理解せよ」ことを教える方とは、到底、思えません。

「私は忙しいから」という人で、なんでもかでもメールで済まそうとする人がいます。たとえご本人は「私はロジカルコミュニケーションが得意」のつもりでしょうが、コミュニケーションはFace to Faceでも「充分に伝わらない」のに、メールで済まそうとされるのは考えものです。こういう人に限って、メールを送った後、電話でフォローされることは、まず、ありません。

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2015年12月 5日 (土)

ワークライフバランス

「ワークライフバランス」という言葉は、もう10年も前から耳にしてきました。それが最近また、新聞や雑誌などで企業の取り組みを目にします。少子化による労働力の減少は、確かに頭の痛い問題ですが、優秀な人材を確保するために、「働きたい会社」、「働き続けた会社」へと、企業が変わることが求められていて、そのための手段がワークライフバランス施策の充実というわけです。

とはいっても、「ワークライフバランス」の意味を、皆さんはどれだけご存知でしょうか?私などは「ワークライフバランス」とういう言葉自体、和製英語だと思っていたのですが、英語に詳しい友達に調べてもらったら、欧米でも“work-life balance”として使われているそうです。ケンブリッジのWeb辞書にも載っていました。ただ、意味合いとしては「仕事に使う時間と私生活に使う時間の配分」とありました。

日本でも、「ワークライフバランス」の言葉は、ひとり歩きをしているのか、「仕事と私生活の時間配分」とか「ゆとりを持って働くといったワークスタイル」とか、少し誤解している人もいます。実際のところは、「仕事と私生活の相乗効果を高める考え方と取り組み」のことで、「私生活が充実することで仕事がはかどり、仕事がうまくいくことでプライベートも楽しめる」という「仕事と私生活の好循環」を意味します。

「仕事がうまくいく」ということは、どういうことでしょうか?単に「残業しないで早く帰る」のではなく、仕事の時間管理、タイムマネジメントができることです。「私生活の充実」もそうです。単に家族と一緒にいる時間を多くする」だけでなく、友達と出かけたり、一人でいる自分の時間を持ったり、広い視野や知識・スキル・人脈は、仕事以外の場で身に付きます。この行動管理、アクションマネジメントが出来ることです。 

要は、「ワーク・ライフ」を「バランス」するのでなく、「ワーク・ライフ」をマネッジすることです。「ワーク」も「ライフ」も、自分でマネッジできなければ、「仕事と私生活の好循環」など起こりません。その意味で、私は「ワークライフ・バランス」でなく「ワークライフ・マネッジメント」だと思います。

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