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2015年11月 7日 (土)

美術鑑賞

「食欲の秋」もいいですが、今年は「芸術の秋」にしてみようと、大学のOB会に美術鑑賞クラブあるのを思い出して、初めて参加してみました。今回のオススメのアートスポットは東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)の見学で、「華やかな由緒ある美しさを持つ建築 アール・デコの鑑賞」ということでした。

目黒駅から5~6分でしょうか、緑豊かな森を背景にオフ・ホワイトの館は一見シンプルで近代的な印象ですが、内装はアール・デコ様式で彩られています。アール・ヌーヴォーのようにゴテゴテしていず、幾何学的なラインが基調のアールの出窓や、ルネ・ラリックがデザインしたシャンデリアやガラスのレリーフなど、素晴らしい装飾が施されています。

一階は広間やダイニングなど、お客様をもてなすスペースで、二階が朝香の宮様とお妃様の居住スペースになっています。随所にラリックの照明や花瓶、置物などがあり、壁画はアンリ・ラバンによるものです。庭園は、開放していませんでしたが、テラスがとてもすばらしく、浴室の窓が開き、テラスの先に庭園が一望できます。

ただ、残念なことに、各部屋の本来あるべき調度品や家具が一切なく、当時の生活がイメージできないことでした。というのは、今回は、部屋ごとに、コンテンポラリー・ジュェリー界の巨匠「オットークリンツ展」がコラボ開催されていたからです。たとえば、大理石の床に、大小のコインがちりばめていたり、四角い大振りのペンダントがいくつもぶら下がったりしていました。

拝観者は、昭和初期のロマンを楽しみにこられているのか、かなり年配の方が多く、この斬新な現代アートとの融合に、戸惑っておられた様子でした。本館の隣には、展示空間のほか、カフェやショップもある現代的な新館が建てられ、くつろぎのスペースもありましたが、アール・デコから現代への渡り廊下はタイムトンネルなのでしょうか?

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