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2015年6月13日 (土)

シンプルライフ

あなたは、毎朝着る服を決めるのにどれ程の時間をかけていますか?周囲に良い印象を与えるために時間をかけて服を選ぶ人もいれば、いつも同じTシャツGパンで通す人もいます。もちろん、研修講師の先生のように、指導する立場にある人は、ちゃんとしたスーツ姿でないと、格好がつきませんし、時と場合にもよります。
IT関係の仕事をしている人に、TシャツGパン姿が多いのは、世の中の成功者といわれる、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグなどに共通して見られるシンプルライフを真似ているのかもしれません。有名な成功者であれば、当然、人に会う機会が多いことから、ファッションには気を使っているかと思いきや、毎日のように同じ服を着用している人が多く見られるのです。

アップルの共同創始者、スティーブ・ジョブズは生前、黒のタートルネックの七分袖にジーンズ、足下はスニーカーというスタイルを貫いていました。歴代の製品発表会に現れたジョブズの写真を並べてみても、10年間、その信念が曲がらなかったことが確認できます。FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグも日々、お決まりのグレーのTシャツや、黒のパーカー、ジーンズを身にまとっています。米オバマ大統領も、常にグレーか青色のスーツを着用しています。

その理由を尋ねられて、彼らの口から揃って出てくるのは「決断の数を減らす」という言葉です。つまり、何を着るかとか、何を食べるかなど、小さな決断でもその数を重ねることによって、心理学的に「決断疲れ」が蓄積して、肝心の大きな決断の正確性が落ちてしまうためだというのです。彼らは、成功したから、そうできるのか、成功する前からそうだったのか、わかりません。

世界的に有名な美術家、篠田桃紅さんが、ロックフェラー三世のブランシェット夫人に、二度目に会った時に、たまたま前と同じチェック柄のスーツを着ておられたので、お付の人に「ミセス・ロックフェラーさんは、よほど、チェック柄のスーツがお好きなのですね」と訊ねたところ、「彼女は、お気に召した洋服は、同じものを20着ぐらいは、お作りになります。」と聞き、これは話にならないと思ったそうです。

高級ブランドを取り替え引き替え装おうという次元でなく、自分を見せびらかすという感覚がない。いつも同じ服、それでかまわなかったのです。あなたは、これらのシンプルライフをどう思いますか?

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