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2015年5月 9日 (土)

アサーション・トレーニング

最近、アサーション・トレーニングを担当いただいている講師の先生と、講義内容をより業務に近いものにしていただくために、すり合わせを行う機会がありました。「アサーション」は、「自己主張が苦手な人を対象としたカウンセリング技法」として、半世紀以上前に、米国で実施されていたもので、その考え方が、コミュニケーションスキルとして、認知されてきたと聞いています。

最近では、「ビジネス・アサーション・トレーニング」といって、一頃に比べて、講義内容が、ビジネスに沿った内容になってきてはいるのですが、何分、横文字を日本語訳にすることが難しいようで、英語が苦手な受講生にとって、少し違和感を覚える表現が多いと思います。

たとえば、『コミュニケーションスタイルには大きく分けて「アサーティブ」「パッシブ」「アグレッシブ」があります。』というところを、どの研修機関のカリキュラムを見ても、アサーティブは、訳さずそのままで、パッシブ=受身的または服従的態度、アグレッシブ=攻撃的態度 となっていて、とてもわかりづらいです。

アサーティブは、パッシブとアグレッシブの中間ではなく、「自分の要望や意見を、相手の立場も配慮したうえで、率直に語る」というコミュニケーションスタイルですので、一言で言い表せないのかもしれません。だとすると、パッシブ=服従的とかアグレッシブ=攻撃的、という表現も問題あるのではないでしょうか?

たとえば、会議で発言しない人を、単に「服従的態度」と決め付けるはおかしいと思います。決して他のメンバーに服従しているのではなく、消極的であるか、発言を控えているのかもしれません。また、相手の話を遮ってまで、自分の意見を主張することが「攻撃的態度」とは言い切れず、結果として「攻撃的」で「積極的過ぎた」のかもしれません。

要は、コミュニケーションスタイルとして3つあるなら、その考え方として「アサーティブはI=OK、YOU=OK」、「パッシブはI=Not OK、YOU=OK」、アグレッシブはI=OK、YOU=Not OK」で、結果として、「アサーティブはWIN/WIN」、「パッシブはLOSE/WIN」、「アグレッシブはWIN/LOSE」ということなのでしょうか。

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