« 事前学習プレチャレンジ | トップページ | 今日する仕事は? »

2015年5月23日 (土)

アサーション・トレーニング2

アサーション・トレーニングで教わるコミュニケーション・スタイルは、大きく分けて「アグレッシブ(攻撃的)」「パッシブ(受身的)」「アサーティブ(ニュートラル)」の3つだそうですが、ネットで海外の文献や研修機関のカリキュラムをみていると、最近は、どうやら、この3つでなく、「パッシブ/アグレッシブ」を加えて4つあるというのが一般的なようです。

「パッシブ/アグレッシブ」とういのは、「受身的ながら攻撃性を隠し持つ」というタイプで、「アサーティブ」が、「ニュートラルで積極的」なのに対して、ちょうど正反対の位置に対峙しています。分かりやすくいえば、「アサーティブ」がWIN-WINのコミュケーションに対して、「パッシブ/アグレッシブ」はLOSE/LOSEになるコミュニケーション・スタイルです。

「パッシブ/アグレッシブ」は、相手に直接的な文句や攻撃を加えるのではなく、遠まわしに相手を嗜めたり、それとなく諌める行動をとります。相手から攻撃があって(パッシブ)、はじめて攻撃する(アグレッシブ)のですが、その攻撃は、極めて間接的な方法をとるようなタイプです。結構、私たち日本人には多いというより、たぶん、人は多少なりとも、この性格の要素を持っているのではないでしょうか?

海外では、間接的で率直でないコミュニケーションは、特にアメリカ人の間では不快感を抱かれるもので、このパッシブ/アグレッシブは、彼らのコミュニケーションのあり方にはそぐわない異質なものです。だからこそ、この現象が起こっているとき、彼らは敏感にそれを察知するのでしょう。このパッシブ/アグレッシブのスタイルは、日本人の間では、まれに常套手段にする人もいますが、滅多に使わない人も多くいます。

いままでのアサーション・トレーニングで取り上げられなかったのは、周りとの調和、礼節を重んじる日本社会では、ダイレクトな表現がなかなか難しく、怒りや不満を消極的、間接的に表現する人が多く、このパッシブ/アグレッシブな現象が、あまり人々の間で異質に映らないのかも知れません。それにしても、これを常套手段にする人がいる以上、4つめのコミュニケーション・スタイルとして、認知してほしいものです。

|

« 事前学習プレチャレンジ | トップページ | 今日する仕事は? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172484/61632666

この記事へのトラックバック一覧です: アサーション・トレーニング2:

« 事前学習プレチャレンジ | トップページ | 今日する仕事は? »