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2015年2月14日 (土)

ICTの活用と教育

今の世の中、スマートフォンやタブレットがどんどん普及してきて、学校の授業も少し様相が変わって来ています。理科や社会の授業に使うデジタル図鑑など、ICTを活用する教育が増える程度なら、まだいいのですが、いままでのように「授業」のあとに「宿題」があるのではなく、事前に「予習」、学校で「授業」という流れが、増えつつあります。

これは、「反転授業」という形態ですが、反転授業そのものは、2010年頃から欧米で注目を集めていましたが、その普及を促したのは、多数のオープン教材(カーン・アカデミーなど)がネット上で提供されたことと、教室や学校でネット回線が整備され、安価な情報端末が入手できるようになったことによります。

我が国でも、この反転授業は、佐賀県武雄市の小中学生への取り組みがテレビ等マスコミで話題になりましたが、大阪市が、小学3年生以上の小中学生に、1人1台のタブレット(10数万台)を配布する構想を打ち出したのに合わせて、政府でも2020年度までに、全国すべての小中学校でタブレットを1人1台配備する計画を打ち出しました。

今後、電子教材の導入やグラウド活動を進めることで学習のあり方が大きく変わる可能性があります。野村総合研究所によりますと、電子黒板、電子教科書、電子図鑑など、ICTを使った教育ビジネスの市場規模は、2012年に730億円だったものが、2020年には、4.4倍の3222億円に拡大すると推定されています。

ICTで先行する米シリコンバレーでは、すべての公立学校で、NPO(前述のカーン・アカデミーなど)が無料配信する数学や理科などの10分程度のビデオ授業を導入。米教育団体(NAFSA/JAFSA)幹部の話では、「いまや学校の役割はTeach(教え込む)」からCoach(学び導く)へ変わりつつある」とのこと。

10年後には、「学校で、この反転研修が主流になる」といわれていますが、そのとき、私たちの研修のやり方は、いまのままでよいのでしょうか?

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