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2014年12月20日 (土)

講師の見分け方

先日、お世話になっている営業関連の研修講師の方と個人的にお話する機会がありました。
といっても、やはり、仕事の延長線での話に終始したのですが、研修に対する考え方で、講師の方の本音を聞けて良かったです。特に「講師の見分け方」については、貴重な意見をいただきました。

まず、講師プロフィールについてですが、研修実績で、年間300回といった表現をされている方もいらっしゃるそうですが、実際、その回数は可能なのかどうか、ということです。年末年始やお盆休み、祝祭日、土日を差っ引けば、毎日登壇したとしても、年間で230日くらいが精一杯ではないでしょうか?

それでも、個々の研修に当たって、準備することは何もないのでしょうか?同じプログラムで公開セミナーだけに登壇するのならまだしも、カスタマイズを要求される企業内セミナーは、いっさいお受けになっていないのでしょうか?講師の方は、時代の動きに敏感と聞いておりますが、それでは、ご自分が勉強される時間は確保できているのでしょうか?

講師の方は、専門的なバックグラウンドが必要とされますが、中には、リーダーシップ、マネジメント、ビジネススキル等々、幅広く対応可能と書かれたプロフィールもあります。きょうお話していただいた営業の先生のように、研修ニーズを充当させるために、「営業研修だけしかやらない」という考え方に、むしろ賛同を覚えます。

もちろん、営業やマーケティング、プロジェクトマネジメントでも、その中でのリーダーシップ、マネジメント、コミュニケーション等々は、カバーされる分野ですが、逆に、リーダーシップの専門家、マネジメントの専門家が、ネゴシエーションを単独で教えたりすることはありえないのではないでしょうか?

何でも出来るとおっしゃる講師の方にお伺いしたのですが、あなたが自信をもっておられる専門分野はいったい何なのでしょうか?

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2014年12月13日 (土)

ありがた迷惑

よかれと思って余計なことをすると、相手にとっては、その親切心がかえって迷惑になったりします。「小さな親切、大きなお世話」というように、よほど、相手の求めているものが何なのかをしっかりつかんでおかないと、どんなに良い事でも、それこそ、「ありがた迷惑」になってしまいます。

たとえば、自立心の芽生えた子供に、お姑さんが、いろいろ世話を焼いてくれる場合など、孫の可愛さのあまり、そっと見守ってほしいと思っても、容赦がありません。また、いただくギフトにしても、まるで、受け取る側の状況を無視して、ご自分の思い込みだけで、贈ってこられたりします。価値観が違うといってみればそれまでですが、なかなか気づいてもらえません。

その他、デパートで売り子さんが「何をお探しですか?」などの声かけされることや、タクシーの運転手さんが、聞いてもいないのに、あれこれ話しかけてくること、美容院で頭を流してもらっている時に、あれこれと話しかけられること、など「ありがた迷惑」です。

しかし、ご本人にしてみれば、それこそ、よかれと思ってやってくれていることで、無碍に断るのはむつかしいです。声掛けのタイミングというのがあり、これは、相手への気遣いが相当できないと、無理な注文で、いつも仕方ないかと思い、いつも相手に付き合って聞いています。

ビジネスシーンにおいても、何かにおいて差し出がましい人、出しゃばる人、しゃしゃり出る人、無用の口出しをする人、余計なことをする人、たちを見かけます。「好意」か「迷惑」かは、受け取る側の気持ちだけです。相手はほとんどよかれと思ってしている行為ですので、いちいち目くじら立てていたらキリがないと思います。

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2014年12月 6日 (土)

いろはかるた

仕事の話でなく恐縮ですが、最近、イラストを習い始めました。カルチャー教室のように、グループで受けるのではなく、現役のイラストレーターの先生に個人教授を受けています。もともと、絵は嫌いでない方ですが、いままで水彩画を長くやっていたものですから、まったく違った手法に、最初は、少なからず戸惑いがありました。

たとえば、「いろはかるた」を絵で表現する場合です。いままで、何気なく見過ごしていた、かるたの絵ですが、いざ自分が描くとなると、そう簡単なものではありません。例を引いて説明させていただきますが、「いろはかるた」は江戸・大阪(名古屋)バージョンと京都バージョンがあり、ここでは、江戸バージョンで紹介いたします。

まず、簡単にイメージが沸くものは、「犬も歩けば棒に当たる」「花より団子」「老いては子に従え」「鬼に金棒」「縁の下の力持ち」などは、賢明な皆さんなら、すぐ絵にすることができるでしょう。
それでは、ちょっと難しくなりますが、「年寄りの冷や水」「良薬は口に苦し」「月とすっぽん」「泣きっ面に蜂」「安物買いの銭失い」などはいかがでしょうか?

意味はわかっていても、かるたのように1枚の絵にして、それから文字を想像させることは一苦労です。さらに、「論より証拠」「楽あれば苦あり」「負けるが勝ち」「油断大敵」「身から出た錆」にいたっては、まったくお手上げです。それでも、その言葉の意味からイメージを考えて絵にするわけですから、半端でない創造力が求められます。

スケッチとイラストの違いは、スケッチが自分の好きなものを描く自主制作であるのに対し、イラストは人から頼まれたものを描くもので、発想を枠外に広げなければ、目的を達することができません。研修でよく「枠外発想」ということが求められますが、まさにイラストを描くことは、その訓練の繰り返しで、創造力を高めることを、いつも求められています。

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