« たたき台 | トップページ | オープンとクローズの違い »

2014年11月 8日 (土)

マイナスの評価

研修時の受講者アンケート結果は、一喜一憂するに及ばない、と分っていても私たち研修担当からすると、気になる評価ポイントです。具体的には、5点満点で、「研修内容についての評価」「講師についての評価」です。自分たちのターゲットは、どの研修においても、平均で4.3以上が、一つの目安で、3点台になると赤信号です。

高い評価として、平均が4.8という場合があります。5点(非常に満足)が80%、4点(満足)が20%で、ほぼ満点に近い状態です。時として、受講者の中に、2点(やや不満)1点(非常に不満)をつける人が数人いると、その平均点は、限りなく4点近くに下がります。もちろん、記名式であっても、起こりうることなのです。

外部から招聘した先生の中には、その点数をつけた理由も聞かずに、そのような少数意見は無視してもよいと、おっしゃる方もおられますが、その厳しい点をつけた理由が、まっとうな意見であれば、耳を傾けるべきであり、自分の研修に自信があれば尚更のことです。その意見を取り入れて、さらに良いものにしてもらいたいものです。

人は誰しもマイナスの評価は受け入れたくないものです。自分の研修は、長年に亘り、作りこんで来たもので、大半の受講者が満足しているのだから、いちいち、批判的な意見に関わる必要がない、と思う人もいます。もちろん、人がプライドや自信をもつことは悪いとは言いません。むしろ、持つべきものです。問題は、ご自分の評価が高すぎる場合だと思います。

残念に思うのは、そうした過大評価の人は、他人より優れているといった勝手な思い込みや、慢心からしばしば努力を怠ってしまうことです。結果、思考停止状態に陥り、成長が止まってしまい、ますます他人の評価は受け入れなくなります。私たちも、研修担当部署として、「研修内容についての評価」で、厳しい指摘は、少数意見であっても、その理由を聞いて、一度は、評価者の立場で考えるよう、気をつけています。

|

« たたき台 | トップページ | オープンとクローズの違い »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172484/60616522

この記事へのトラックバック一覧です: マイナスの評価:

« たたき台 | トップページ | オープンとクローズの違い »