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2014年10月18日 (土)

質問力を上げる

先日、お世話になっているベンダーさん主催の研修会に、お誘いを受けて参加してきました。内容は、若手人気講師の山本直人氏による「会話力・仕事力を高める質問スキル」という、いま旬のテーマでした。夜の時間帯での開催ですが、ベンダーさんと取引のある企業だけのクローズド・セミナーで、通常のセミナーと異なり、異業種の方とも意見交換ができ、有意義でした。

90分という短い時間ながら、「質問スキルの基本」から「質問スキルを身に付けるトレーニング」まで、ワークを交えながらのセッションで、参加者のレベルの高さも幸いして、かなり踏み込んだ質疑応答があり、特に「質問力」が弱いとされる若手社員に対する具体的な対処法を学ぶいい機会でした。この中で、いくつか気づいたことを、ご披露したいと思います。

まずは、「質問とはなんなのか?」ということです。「何のために質問するのか」というと、通常、「信頼関係を作るため」とか「仮説を立てて全体像を捉えるため」とか、「情報を集め整理するため」「最終的に結論を出すため」などといいますが、結局、その先のゴールにあるのは、「人や自分を動かすため」ではないかと、いうことです。

頑張っている新人や若手社員が、自分の商品やサービスを売るために質問をするのですが、なかなか相手を動かせないことがあります。途中で、相手との会話が途絶えたり、盛り上がらないのは、「相手を動かす質問」をしていない、ということで、上司の方は、その報告を受けて、「もっと考えて質問をしなさい」と指導されるのですが、なかなか難しいことです。

また、「考える」ということは、どういうことなのでしょうか?「考えろ」と言われても、「考えています」という答えが返ってきます。「わからないことがわからない」のが、新人や若手社員なのです。それは、ゴールイメージができていない結果であり、ただ、質問スキルを使って、漫然と相手に質問しているのかもしれません。

部下が「考えない」とお嘆きの上司の方は、その部下の方に、なぜ、そう言い得るのか?なぜ、そうなったのか?何のために、そうするのか?など、質問されたことがお有りでしょうか?質問することで、部下に「考えること」をさせてあげてほしいのです。よく言われるように、「考えること=自分に質問すること」ですから、日頃の対話の積み重ねが、上達のコツだと思います。

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