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2014年7月 5日 (土)

挨拶と返事

挨拶が苦手な人がいます。単に、「おはよう」という声掛けを自分からできないのです。むろん、相手が「おはよう」といっても、返事がありません。この人たちは、声掛けができない、返事ができないというより、する必要がないと思っている節があります。「たかが挨拶」と思われるかも知れませんが、本人は、大真面目なのです。

配属されたばかりの新入社員が、元気に「おはようございます!」といっても、仕事に集中しているのでしょうか、相手から「おはよう」の一言が返って来ないのです。ちょうど、あなたがファミレスでの「いらっしゃいませ!」という声掛けに、返事をしないようなものです。これは、自分だけに、声掛けをしてもらっているとことを認めていないからなのでしょうか?

挨拶は自分から声掛けすると心がけしていても、返事が返ってこないと、気落ちするものです。よく、ネットなどで「返事がないから、次からやめようと思う」とか「挨拶しないから自分もしない」という意見に対し、そう思うのであれば、相手と同じレベルになりかねないので、「相手の返事がなくても、挨拶だけは続けましょう」とか「気持ちが伝わるまで、挨拶を続けていれば、いつの日か返事をしてくれるようになります」といった回答をよく見かけます。

挨拶の語源は、禅の「一挨一拶」にあるといわれています。これは、師と修行者、あるいは修行者同士が出会ったとき、言葉や動作で互いに相手の悟りの深浅などを試すことで、「挨」は軽く押すこと、「拶」は強く押すことで、合わせて押し合うさまをいう、と辞書にあります。相手に気を向け、また向けさせて心を測り、心を通わせる手段として今日一般的に交わす「挨拶」となったといわれています。

あなたの声掛けは、相手に対して、気持ちのこもったものになっていますか?本当に、相手に対し、自分の存在を誇示するためでなく、「〇〇さん、きょうも1日よろしくお願いします」という敬意をもって、声掛けができているでしょうか?不特定多数に向けての声掛けになっていませんか?ファミレスのマニュアル的な挨拶のように、返事を期待しない挨拶になっていないでしょうか?

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