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2014年4月 5日 (土)

今年の新人は自動ブレーキ型?

毎年恒例となっている「今年の新入社員の特徴」を、公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」が、2014年度の新人のタイプを「自動ブレーキ型」と名付け、先月26日に公表しました。名づけの理由は「(ネットなどでの)情報収集能力にたけ、頭の回転が速い」「高感度センサーで障害物を敏感に察知し、事故を未然に回避する自動ブレーキをほうふつとさせる」からだそうです。

その半面「人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足」で、「どんな環境でも自在に運転できるようになるには、高感度センサーを活用した開発(指導、育成)が必要」と指摘しています。分析の背景について、長時間労働などを強いると指摘される“ブラック企業”への防衛策なのでしょうか、同本部の担当者は「危ない企業を避けるために、情報収集に熱心にならざるを得ない部分があったのでは」と解説しています。

確かに、「自動ブレーキ装置」というのは、自動車のCMで、最近、よく見るようになりました。車もかつては野性的なパワーを競ったものですが、昨今は、ハイブリッド等の省エネタイプや安全のための自動制御能力がセールスポイントとなっています。しかし上の世代からすればいささか物足りない印象を持つのは当然で、新入社員にとっても、失敗を恐れずに「あたってくだけろ」の精神で、それこそ「パワー全開」で、突っ走って欲しいとの声もあります。

毎年公表される、この「今年の新入社員のタイプ」ですが、毎年「タイプ」の名称は変わっても、傾向として、「情報収集能力に長けるが、自分で考え、行動することができない」など、ゆとり世代、さとり世代の特徴がでているように思います。新入社員の皆さんには、背伸びをせずに、ローリスク・ローリターンの安全運転もいいのですが、リスクを恐れずに、前向きに挑戦する「失敗から学ぶ」経験もしてほしいです。

もちろん、受け入れ側の私たち研修担当としては、彼ら彼女らを、このようなタイプだと決めつけることもありません。ましてや、導入研修も始まったばかりですし、全員が「パワー全開」で、突っ走れるよう、マインドづくりにベストを尽くしたいです。

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