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2014年1月18日 (土)

おもてなし2

今回、東京の五輪招致決定には「五輪招致請負人」とも称されるニック・バーレー氏とマーティン・ニューマン氏、二人の英国人コンサルタントの指導による影響が大きいとされています。この二人はそれぞれロビー活動やプレゼン方法を指導、特にニック・バーレー氏はロンドン五輪・リオデジャネイロ五輪の開催の立役者として実績は折り紙付き。バーレー氏はTwitterで「ロンドン、リオ、トウキョウ~ハットトリックが現実になった。」とつぶやきました。

一昨日、内幸町の日本記者クラブで、もう一人の指導者マーティ・ニューマン氏の記者会見があり、昨年のIOC総会のプレゼンで、流行語大賞にも選ばれた滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」の舞台裏を披露したという報道がありました。ニューマン氏はコミュニケーションの戦略立案のプロフェッショナルで、ロシアのプーチン首相へのコーチングにより、今年のソチ冬季オリンピック招致を成功させたことでも知られています。

プレゼンの最終原稿を書いたのはバーレー氏ですが、本番では、(1)日本人のプレゼンテーターに英語で話させる、(2)感情を込める、(3)1、2のジョークを交えるのもよし、(4)笑顔を見せる、を徹底したとのこと。トレーナーのニューマン氏によれば、「ホスピタリティ」を意味する日本語が、投票権をもつIOC委員の耳に残るように、「お・も・て・な・し」という言葉を「子供に教えるように音節ごとに分解し、身振りを添えることにし、2回繰り返した」とのこと。私たちのプレゼン研修と全く一緒ですが、徹底的にトレーニングされたのでしょう。

英国を始め欧米の多くの国では、幼い頃から自分の大切なものを教室に持参して、みんなの前で話す「ショー・アンド・テル(show-and-tell)」、日課としてのプレゼンテーション、役割を決めた上でのディベートなどに力を入れています。バーレー氏は「日本人の文化では<謙遜>はとても大切なことだが、それが逆に足かせとなって自分をうまくPRできなくなっている」といい、「日本人を<謙遜>の文化から解き放つことを何度も繰り返した」そうです。

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