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2013年9月 7日 (土)

エスカレーターの乗り方

駅のエスカレーターで「片側を開けて、急ぐ人が歩く」というのが、都市部では常識化していますが、東京と大阪ではエスカレーターの乗り方が違うことをご存じでしょうか?東京では左側に立ち、大阪では右に立つのです。大阪の人に、「なぜ、大阪では右に立つのですか?」と訊いても、逆に「じゃあ、東京では、なぜ、左側にたっているのですか?」と聞かれる始末です。

マクドナルドの略称も、東京では「マック」とうのに大阪では「マクド」というのと同じで、なぜ、このような違いがあるのか不思議です。「ところてんのたれ」は酢醤油と黒蜜、「ウナギのさばき方」は背開きと腹開き、「お雑煮に入れる餅の形」は角餅と丸餅、などの食文化の違いは、歴史的な背景から説明はつくのですが、エスカレーターの乗り方も興味のあるところです。

エスカレーターの乗り方は、東京は「左立ち(右開け)」で大阪は「右立ち(左開け)」なら、関東と関西とではどうでしょうか?同じ違いがあるだとすると、どこが、境目なのか、その疑問に応えるべく、詳しく調べた人がいます。この調査によると、関西でも、大阪・神戸は「右立ち」ですが、京都は「左立ち」で、一部の例外を除き、京都以東は東京と同じ「左立ち」だそうです。

「左立ち」「右立ち」の片側を開ける習慣の始まりは、どうやら1970年の大阪万国博覧会からのようです。当時はまだエスカレーターが珍しく、開催地大阪で、外国人がいっぱい来たので、欧米にならい、右に立って、急ぐ人のために左を開けたようです。だから大阪は「右立ち」で、その後、全国に普及したときには、道路と同じ右から抜く方式が一般化したとされています。

そもそも、エスカレーターは歩くものではなかったはずで、(社)日本エスカレーター協会によると、「エスカレーターは本来、歩く前提で設計されておらず、利用者が片側に立ってしまうとバランスを崩す場合があり危険」とされ、歩行中の事故のことも考え、最近では歩行禁止の呼びかけも始まっているものの、この「片側開け」の流れはどうも止められそうもありません。

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