« マッチング講師 | トップページ | 通勤電車 »

2013年4月 6日 (土)

今年の新人

日本生産性本部の毎年の恒例行事「新入社員のタイプ」が最近発表されました。学識経験者などで構成され、多くの企業・学校などの就職・採用担当者の協力を得て、その年の新卒入職者の特徴や就職・採用の動向などについて調査を実施し、命名を行っています。平成25年度新入社員の特徴とタイプは「ロボット掃除機型」!ちなみに昨年は「奇跡の一本松型」でした。

ロボット掃除機とは自走式の掃除機で、様々なプログラミングに従って自分で動き回り、時間がくると自動的に動き始め、掃除が済むと自分で充電装置にドッキングするタイプもあります。活用するためには、ある程度、部屋が片づいていることが必要で、雑然とした環境では能力を発揮しにくく、段差(プレッシャー)に弱いとされます。

これになぞらえて新人の特徴の説明では、「新卒新入社員を採用した企業にあっては、育成のための研修プログラムを工夫する、組織として最初からプレッシャーを与えずコミュニケーションに配慮する、新入社員を孤立させないなど、職場として受け入れ環境を整え新人を育成していって欲しい。」とあります。

私たちの新人導入研修で、一部お手伝いをいただいている外部講師の先生の話では、「今年の新人は、どの企業さんでも、同期意識が強く、とても仲がよい。」とのこと。言われてみれば、年々その傾向が強く、いろいろあるロボット掃除機のように、「一見、誰も画一的で、横並び」です。「仲がよい」のも、まだ「学生気分が抜けきらない」の裏返しかも知れません。

ロボット掃除機のように、至れり尽くせりの機能を求めるかのように、「学生気分が抜けきらない」新人さんは、自分が困らないために、何でも自分にしてくれたご両親のような「親機能」を会社に求めがちです。会社は、そのような機能を提供する場ではなく、「自分が困らないため」ではなく、「自分が成長するため」にあることを、早く気付いてほしいです。

|

« マッチング講師 | トップページ | 通勤電車 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172484/57115730

この記事へのトラックバック一覧です: 今年の新人:

« マッチング講師 | トップページ | 通勤電車 »