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2013年4月20日 (土)

ぞうさんの歌

「ぞうさん ぞうさん お鼻が長いのね そうよ かあさんも 長いのよ・・・」という短い歌詞の童謡は、子どもの時に慣れ親しんだ、誰もが知っている名曲です。ただ、この歌は、誰と誰の会話なのか、いままで何の疑問も持たずに歌ってきたと思います。

この前、ロジカルコミュニケーションの研修で、「いつも物事をロジックに考える習慣づけ」の項のとき、先生から受講生に「この歌は、誰と誰の会話か、考えたことがありますか?」と問いかけられて、一同、答えに困ってしまいました。

考えられるのは、(1)母と子どもの会話、(2)母象と子象の会話、(3)子どもと子象の会話」といったところですが、あなたの答えはどうですか? 象の持つのんびりとしたイメージと、歌詞の優しげな表現から、「お母さんが子どもに歌って聴かせる状況」だけしか思い浮かばないのが普通だと思いますが、いざ問われてみると、お手上げですね。

諸説はいろいろあるのですが、子どもの世界ですから、動物を擬人化するのは、当然アリですから、どうやら、動物園に来た子どもが檻の中の子象に話しかけている(3)子どもと子象の会話」が正解らしいです。

それにしても、最近は、「ぞうさんの歌」のような童謡を子どもさんに歌って聴かせる光景にお目にかかるのは少なくなりした。「NHK初代うたのおねえさん」の真理ヨシコさんは、いま、「心を癒す」東北のツアーを兼ねて、このような美しい歌の数々を次の世代に伝承する活動を続けておられると聞きましたが、みなさんは如何ですか?

いまのお母さん方は、このような悠長な歌よりも、テレビ漫画の主題歌をお子さんと一緒に歌っておられるのが普通ではないでしょうか? 私たちは、スローライフもいいなあ、と言いながら、実のところ、日々の忙しさにかまけて、「美しい歌」を忘れかけているのではないでしょうか?

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2013年4月13日 (土)

通勤電車

4月に入ってから、通勤の時間帯は、電車が一層、混むようになりました。これは、新しく社会人の仲間入りをした新入社員の方が上積みされたからなのでしょうか?それにしても、まだ、仕事をしていないからか、ビジネスバッグではなく、カバンの代わりにリュック姿の人も目につきます。

一昔と違って、今は、何が何でも、一分でも早く会社に着きたいといって、電車のドアーからドアーへ移動するような人はいなくなりました。むしろ、価値観の違いでしょうか、別に焦ることはないと、ゆっくりペースの人が多くなったような気がします。それは構わないのですが、電車が自分の降りる駅についてから、席を立つ人が多くなったのは困りものです。

昼間の電車では、二人掛けできる座席のスペースの真ん中に陣取っている人、お年寄りを差し置いて、横から入り込んで、席を確保して、知らんプリの若い人、降りないのにドアーの近くにしがみついて邪魔になるのに気にしない人、などなど。価値観の違いと言ってしまえばそれまでですが、この人たちは、周りを見ていない、というより、周りが見えていないのでしょうか?

内定者の入社前研修や、新卒社員の導入研修では、そこまでは注意できません。最近のビジネスマナー研修では、講師の方は「相手理解」をかなり強調して、伝えておられるようですが、受講生の彼らにとっては、それはビジネスの中で必要でも、プライベートでは必要なく、会社の中とか取引先に出向く以外では、関係ないことなのでしょうか?

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2013年4月 6日 (土)

今年の新人

日本生産性本部の毎年の恒例行事「新入社員のタイプ」が最近発表されました。学識経験者などで構成され、多くの企業・学校などの就職・採用担当者の協力を得て、その年の新卒入職者の特徴や就職・採用の動向などについて調査を実施し、命名を行っています。平成25年度新入社員の特徴とタイプは「ロボット掃除機型」!ちなみに昨年は「奇跡の一本松型」でした。

ロボット掃除機とは自走式の掃除機で、様々なプログラミングに従って自分で動き回り、時間がくると自動的に動き始め、掃除が済むと自分で充電装置にドッキングするタイプもあります。活用するためには、ある程度、部屋が片づいていることが必要で、雑然とした環境では能力を発揮しにくく、段差(プレッシャー)に弱いとされます。

これになぞらえて新人の特徴の説明では、「新卒新入社員を採用した企業にあっては、育成のための研修プログラムを工夫する、組織として最初からプレッシャーを与えずコミュニケーションに配慮する、新入社員を孤立させないなど、職場として受け入れ環境を整え新人を育成していって欲しい。」とあります。

私たちの新人導入研修で、一部お手伝いをいただいている外部講師の先生の話では、「今年の新人は、どの企業さんでも、同期意識が強く、とても仲がよい。」とのこと。言われてみれば、年々その傾向が強く、いろいろあるロボット掃除機のように、「一見、誰も画一的で、横並び」です。「仲がよい」のも、まだ「学生気分が抜けきらない」の裏返しかも知れません。

ロボット掃除機のように、至れり尽くせりの機能を求めるかのように、「学生気分が抜けきらない」新人さんは、自分が困らないために、何でも自分にしてくれたご両親のような「親機能」を会社に求めがちです。会社は、そのような機能を提供する場ではなく、「自分が困らないため」ではなく、「自分が成長するため」にあることを、早く気付いてほしいです。

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