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2013年3月16日 (土)

ラガードな人

ラガードとは、マーケティング用語で、革新的商品やサービスがでても最後まで購買行動を起こさない人たちのことを言いますが、広辞林では「ぐずぐずしている人」の代名詞となっています。本人は粋がって「必要でないから買わない」と言い張るのですが、そこには何か理由があるように思えます。

イノベータ―理論では、スマホなどの新機種がでるとすぐ飛びつく「イノベータ―」から、購買行動を起こす順に「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レートマジョリティ」ときて、最後が「ラガード」の買わないか、最後に買う人のグループに分類されています。これら5つのグループは、それぞれ独自の価値観から行動して新商品やサービスの採用を行います。

弊社のベンダーさんで、ネットやPC操作に詳しい営業さんがいて、当然、スマホを持っていると思っていたのですが、相変わらず、携帯2台で通している人がいます。ちなみに2台というのは、1台は仕事用で、もう1台はプライベート(遊び)の方だということです。私は、彼のことを「ラガードさん」と呼んでいるのですが、本人は一向に気にする様子はありません。

彼の言い分は、仕事も遊びも一生懸命で、スマホを使っている余裕がないとのこと。もちろん、音楽を聴いたり、言葉の意味や行き先の地図を検索したり、PCと連動でメールができることなど、スマホのメリットを十分、理解しているのです。私はゲームが好きで、友達と対峙するスマホ愛用者なのですが、彼は、他にもっと楽しいことがあると云います。

言われてみれば、電車の中でスマホをイジッテいる人をみると、ニュースを見たり、ゲームに夢中になったり、電子書籍を読んだりしていますが、彼の場合は、電車の中はでは、何もしないで、ぼんやりと考える時間が欲しいのだと云います。ニュースは、新聞で全体を把握し、読書は、ゆっくり楽しむものだと云います。このような「ラガードさん」に購買行動を起こされるのは無理なのでしょうか?

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