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2013年2月 2日 (土)

黒一色の車内

この前、通勤時間帯に乗りあわせた地下鉄で、黒一色の異様な光景に出合いました。女性専用車の隣の号車ということもありますが、気が付くと黒いスーツやコートをまとった人ばかりなのです。年配の人はもとより、若い人も、着けているマフラーも、地味な色です。
遠くを見渡してやっと少しグレー系やベージュ系のコートを着ている数人を見つけました。

よく見ると、シャツやネクタイも地味。みんな同じように暗い表情でうつむいているのです。本来なら、黒でないダークスーツを自由に着こなして個性を出すのが一番良いのですが、正しいことでも他人と違ったことをすると白い目で見られる日本ですから、ブラックスーツと白シャツを上手に着こなすのが最良の道なのでしょうか?

欧米では、こどもの頃からパーティーやら、教会へ行くやらで、何かというとスーツやタキシードを着ており、大学を卒業するまでにはかなりの場数を踏んでいるわけですが、日本では、大学に入って就職活動に入るや否や、いきなり、スーツを着させられることになります。それが着こなしの出発点なのです。

そもそもスーツは、西洋の歴史と文化によって育まれてきたもので、その価値観から、欧米では、本来「個」をよりよく見せるものであって、ブラックスーツが定番化した日本のビジネスマンや就職活動をしている人たちに共通した服装を強いること当たり前と信じて疑わない私たちの社会も、不思議といえば不思議です。

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