« 一年の計は元旦にあり | トップページ | ワーク・モチベーション »

2013年1月19日 (土)

女性の登用

最近、日本経済新聞に掲載された「増えぬ なでしこ管理職」という記事が、ダイバーシティ推進関係者の間で話題になっていると聞きます。「日本の全就業者に占める働く女性の比率は42%強で、45%前後の欧米各国と比べて遜色ないが、管理職となると12%止まりで、30%を超える欧米との差が埋まらない。」というものです。

なぜ「なぜしこ管理職」というのか説明はありませんが、「なでしこ」という表現を使うこと自体、世間は、女性の活用を本気で考えていないように思えます。「グローバル人材」の育成というなら、私たちは、女性管理職の登用において、むしろ「ダイバーシティ」という言葉を、「女性の活用」や「女性の登用」として使っています。

「商品購入を決めるのは大多数が女性であり、商品の企画や開発に、女性のアイデアを取り入れることは企業の競争力につながる」ことは分かっていても、なぜか女性の登用が進みません。弊社の場合、採用時は、女性比率が高い方で、ここ数年、男性50%女性50%できていますが、やはり女性の管理職となると、やっと10%を超えたところです。

理由はいろいろあります。管理職となると、まだまだ、年配の方が多く、がんばる女性も多いけれど、家庭を抱える女性に負担が偏りがちになります。最近では、産休や育児休暇の取得制度が完備されて、結婚しても仕事を続ける女性が多くなったものの、上を見ても女性の管理職が少ないので、ロールモデルもなく、相談する人がいなかったりします。

外資系企業は、多いかと思われがちですが、日本法人の外資では、20%前後と聞いています。欧州では、一定比率の女性の登用を義務付ける割当制(クオータ制)が目につきますが、経済同友会のアンケートでは15%の企業が「自主的な数値目標を設けている」と回答。一方で「男女関係なく実力主義で登用している」と数値目標に慎重な企業も多いことも事実で、まだまだの感があります。

|

« 一年の計は元旦にあり | トップページ | ワーク・モチベーション »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172484/56577969

この記事へのトラックバック一覧です: 女性の登用:

« 一年の計は元旦にあり | トップページ | ワーク・モチベーション »