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2012年9月 1日 (土)

人材と人財

人材開発の仕事に携わっていて、「人財」という表現を他社さんが使っているのを見かけます。何となく「人を大事に扱おうとしているんだなあ~」くらいにしか思っていませんでした。辞書を調べても、「人材」はありますが、「人財」という漢字は見当たりませんが、最近は、新聞などでも「人材」の代わりに「人財」という漢字を当てることが多いように思います。

「人材と人財の違い」をネットで検索してみると、いろんな人が、思い思いに分類されています。おおむね、「人材」は、一般的な表記で、企業活動上での人的な「材料」との考えを示したもので、「人財」は、技能等を習得し、長期にわたり企業を支え、利益をもたらしてきた人のこと、のようです。

中には、『「その仕事はあなたでしかできないね!」と言われる人は、代替がきかないゆえに「人財」である。逆に「その仕事はあなたがやっても、ほかの人がやっても同じ」と言われてしまう人は、代替がきくゆえに「人材」なのだ。』というのもありました。

初出はよくわかりませんが、人材関連のビジネス書やコラムをみていると、“実績” を横軸に、 “将来性” を縦軸にとって 「人財」 「人材」 「人在」 「人罪」 の4分類が登場します。仕事に関する姿勢として、その人の価値を表現したものですが、ちなみに、ここでは「人在」とは、実績はあるけど、それ以上の成長が見込めない人、「人罪」は、実績もないし、成長も期待できない人で、企業的にはお荷物の人、とあります。

しかし、採用した人を、このように分類するのは、如何なものかと思います。前にも書きましたが、教育とは、「教えて、育てる」のではなく、「育ててから、教える」ものだと思っています。この観点からいうと、育てることを怠った「人罪」はありえません。強いて言うなら、「人材」を育てて、実績ができた場合に「人財」になり、その人が体力や精神力の限界にきて、初めて「人在」になるのではないでしょうか?

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