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2012年6月 4日 (月)

テキスト原稿の著作権

最近、ちょっと気になることがあります。外部の講師の先生の中には、テキスト原稿の中で、データなど引用される場合、その出所を明らかにされていないものがあります。理由として、データが古いためなのか、データの出所を明らかにするとまずいのか、それとも、他人のデータを引用しているとう意識がないか、のいずれかです。

法人格や団体の研修機関でも、時として、出所を明らかにされていないデータを表示されたり、誰かのテキスト内容を、あたかも自社で策定したように、平気で登用されている場合があります。ネットで公開されているものであっても、それを引用して、営利目的に使用されているのですから、少なくとも、出典を明らかにされるべきです。

そのような研修機関に籍を置いておられた先生が、独立されて、直接活動されると、在籍されていた研修機関の他者への配慮を欠いた行為に慣れっ子になっておられる所為か、その研修機関のテキストをそのまま流用されているのを見たことがあります。盗作まがいの行為なのに、私を含め、誰も問題にしないのをいいことに、自責の念がないように思えます。

そんな講師の先生が、プレゼンテーションやネゴシエーションの研修で、ご自分のテキスト内容の出典を明らかにしていないのを棚に上げて、「あなたの主張の根拠を提示すると、説得力が増しますよ」などと、おっしゃっても、受講生は疑問に思うのではないでしょうか?

もちろん、このような研修機関や講師の先生は、少数であり、業界全体からみれば、問題にならないのかも知れません。現在のところ、どの研修機関も、テキストの末尾に、著作権の帰属の文言がありますが、形式的な掲載に過ぎないケースもあり、いつかは、業界が協会を設立するなりして、著作権についても、一線を画してもらいたいものです。

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