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2012年5月14日 (月)

アクティブ・ラーニング

アクティブ・ラーニングは、今、欧米で注目されている教育スタイルです。これまでの日本の教育は、先生が与える正解を学生が受け入れるだけの「受身的な学習」がほとんどでしたが、大学で教育改革が進む中、現在多くの大学が何らかの形で「アクティブ・ラーニング」を導入してきています。

「アクティブ・ラーニング」とは「能動的な学習」のことで、先生が一方的に学生に知識伝達をする講義スタイルではなく、課題研究やPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)、ディスカッション、プレゼンテーションなど、学生の能動的な学習を取り込んだ授業で、学生が自ら正解を探す「能動的学習」スタイルを教育手法の中心に据えています。

東京大では、MIT(マサチューセッツ工科大学)などの事例を参考に、自由に動かせる机や教室があり、あるいは学習効果が上がるための教育に取り組み始めています。こうした教室「アクティブ・ラーニング・スタジオ」を駒場に設けています。

MIT(マサチューセッツ工科大学)で、通常の講義形式の授業と、アクティブ・ラーニング・スタジオでの授業を比較した結果、後者の学習効果が高いことが、詳細なデータによって証明されました。「教室に合わせて授業をする」から「授業に合わせて教室を変化させる」へと、大きく発想を転換したのです。

振り返って私たちの社会人の研修の教室レイアウトを考えると、スクール形式(寺小屋式)かグループ形式(アイランド式)のどちらかで、講師の先生の要望を受けて、最初からセットしておきます。中にはスクール形式でスタートして、途中でグループ形式に変えたりしますが、基本的には、スクール形式に戻します。

このように書きますと、「いや、私は授業に合わせて、グループ形式でやっている」と言われかねないのですが、学習者の主体性を導きだすための仕組みが組み込まれた学習形態で、講義していただいているかが論点で、ご自分がやりやすいように、スクール形式なり、グループ形式にされているように思えてなりません。

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