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2012年4月16日 (月)

何をしてもいい自由

新卒社員が研修を終え、それぞれの現場で先輩の指導を受けながら働き始めました。「何をしてもいい自由」があった学生時代から、組織の中の一員として「現役時代」をスタートします。これから「働き手」として社会に参加していくわけです。

「何をしてもいい自由」というのは、大卒であれば、ちょうど高校時代から大学に入った時に感じたもので、いろいろ制約があった高校時代と異なり、勉学に励むにも、社会奉仕活動に携わるにして、自分の意思で決めることができました。

社会人となれば、組織に所属しいている以上、いろいろと制約があり、「何をしてもいい自由」はなくなります。すべきこと、してはいけないことをすべて前例が規定し、個人の思考判断も会社や組織を念頭に置くことになります。

ただ、「現役時代」は本人が意識していなくても、有形、無形の形で、組織の庇護を受けていることを忘れないでほしいです。どの組織に所属しようと、そこには組織として方針や規律があり、社会というところは非常に厳しいと感じても、逆に、その方針や規律に従うことで厚い保護が与えられるのです。

つい半年前まで大学生だった新入社員が、会社の名刺を持って取引先の会社に出向かえば、その人がどんな人かわからずとも、ひと回りも年上の社員が頭を下げて対応してくれることもあるのです。これから仕事で、どんなにすばらしい業績をあげることがあっても、会社や組織の名前があってこそ、なのです。

このことは、組織に縛られるのが嫌で、「何をしてもよい自由」を求めて、会社を飛び出したとき、はじめて気が付くと思います。いままで会社や組織という「看板」が自分の背中から後光を照らしていて、取引先は、自分でなく会社や組織に対応してくれていたのです。

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