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2012年3月12日 (月)

公衆電話のメリット

1985年3月末のピーク時に約93万台あった公衆電話ですが、昨年3月末時点では約25万台。携帯の普及で、外出先での通信の主役から追いやられ、駅周辺などでの撤去も目立ちます。

公衆電話のあり方を検討してきた情報通信審議会(総務相の諮問機関)の答申をうけて、災害時の有効な通信手段として、NTT東日本、西日本では、この春から、設置場所を広く公開されることになったとか。
公衆電話の最大のメリットは、確かに、災害時の緊急通信手段として優先的に利用できることです。大震災などの場合は無料になります。また、つながりにくい場合でも優先的につながります。携帯電話やIP電話・ひかり電話などは役に立たないこともあります。
ですが、教育に携わる者の立場から考えた場合、公衆電話のメリットは「話を簡潔に話す訓練になる」というのもあるように思います。いまや誰でも携帯電話を持っていて、ほとんどが掛け放題のパックを利用しています。家庭にある個電も、昔と比べて、料金がずいぶん安くなり、時間を気にしなくなりました。
一方、公衆電話の場合は、投入する金額に限りがあるため、どちらかというと手短に話すようになります。携帯よりも、ずっと安価なのに、妙なもので、時間を気にして話します。ですから、話す前に、何をどのように話すか考えてから、電話に向かいます。
携帯世代といわれる若者が、「考えることが苦手」といわれる理由の一つがここにあるのではないでしょうか?

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