« 少年よ、大志を抱け | トップページ | 成功談と失敗談 »

2012年2月13日 (月)

ぬくもりのある手紙

いまやメールはビジネスにおいて欠かせないコミュニケーション手段ですが、やはり、時と場合によっては、電話を併用することもあります。たとえば、お詫びしたい場合とか、クレーム対応の一次連絡はもとより、急を要する確認や、確実に要件を伝いたいときとか、ややこしい調整や交渉をするとき、などなどです。

この使い分けは、分かっていても、なかなかできない人がいることは、前にも書きましたが、メール全盛時代だからこそ大切にしたいのに「ぬくもりのある」手紙があります。ビジネスレターは、通常、先例の文書を活用することがほとんどですが、お世話になった方にお礼の気持ちを伝えたいときは、「お礼状の文例」を、その種の本から探したり、ネットで検索して、なんとかつなぎ合わせて形にするのですが、どうもしっくりと来ません。

電話やメールと比べ、手紙を書くことは、手間も時間も余分にかかります。それでも、あえて手紙を書くのは、手紙でなければ伝わらないものがあるからでしょうし、伝えたい「心」があって、その相手を思う「心」を、洗練された、ぬくもりのある「形」にかえて伝えたいからだと思います。なのに、できあいの「形」だけでは、始めからそこにない「心」では、伝わるはずがありません。

研修の講義も同じことで、「心」がこもっていない「形」だけのスキルの伝達では、受講生にとって、表面的な理解にとどまり、行動を起こすまでに至らないのです。ましてや、創造性に乏しいといわれる「ゆとり教育世代」の若者に対しては、相手が遭遇するのであろう仕事上の場面を想定して、「ぬくもりのある」心をもって、ひとつひとつ、進めていかねばならないのです。

|

« 少年よ、大志を抱け | トップページ | 成功談と失敗談 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172484/53968351

この記事へのトラックバック一覧です: ぬくもりのある手紙:

« 少年よ、大志を抱け | トップページ | 成功談と失敗談 »