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2012年2月27日 (月)

断捨離に学ぶ

今、「断捨離」という考え方が注目されていて、書店には数多くの「断捨離」本が並んでいます。「断捨離」は、その提唱者・やましたひでこさんによれば、ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用、不要なモノを断ち、捨てることで、モノへの執着から離れ、身軽で快適な生活を手に入れようというものです。

「断つ」とは、入ってくる不要なモノを断つ。「捨てる」とは、すでにある要らないモノを捨てる。「離れる」とは、そもそもモノへの執着から離れる。ということですが、禅でいう「こだわりを捨てる」という教えに近いものがあります。

これらは分かっていてもなかなかできないものですが、私たちの研修プランも同じです。何かを捨てないと、新しいものが入らないのに、やれ「ゆとり教育世代」の若手が多くなった、管理職には、コミュニケーションと問題解決能力が必要、といって、今までのプログラムに、上乗せする形で、担当の先生に策定をお願いします。

これでは、プログラムは、要望を満たしているに見えても、あれもこれもテンコ盛りで、かえって焦点がぼけて、時間に追われた研修になりがちです。そう、捨てるものを捨てきれていないのです。捨てなければ、新しいものは入らないのです。新しいものを入れてから、要らないものを捨てるというより、まず、要らないものを捨てることから始めるべきです。

私たちは、往々にして、今までのプログラムに固執しがちです。「モノへの執着」そのものです。このこだわりを捨てないかぎり、新しいプログラムには生まれ変わらないことを、この断捨離から学ぶべきではないでしょうか?

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