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2012年1月16日 (月)

躾(しつけ)本

懇意にしているベンダーさんから「躾(しつけ)本」という、思い切ったタイトルの本をサンプルでいただきました。そのベンダーさんが担当する企業の内定者向けに発行されたもので、内定者に前以って渡してもらい、入社式までに身に着けてこらせる仕組みのようです。

内容は、身だしなみ、歩き方・座り方、言葉遣い、挨拶(返事含む)、持ち物、携帯電話、聞き方・訊き方、公私の区別、時間、機密のカテゴリーにわかれていて、それぞれ10項目で、合計100項目もあります。ご丁寧に、なぜダメなのか、理由を3つ、書いてあるのもいまどきの若者に受けいれやすいと思います。

内定者研修といわれるものに、E-ラーニングだったり、内製でプログラムを組んだり、外部講師を招聘して実施するものがあります。また、書店でも、内定者向けに発行されている書籍があるが、ほとんどが、スキルや考え方中心で、このように、具体的に「してはいけないこと」が記述されている本に、まだお目にかかったことがありません。

この本は多くの新入社員研修担当者から「導入研修でいくらすばらしいマインドや知識、技術に関する教育をしても、もっと根本的な問題行動があり、とても責任を持って現場に出せない」という“切なる思い”から誕生したとのこと。確かに、内定者研修や入社時導入研修では、そこまで教育するゆとりがありません。

例えば「靴を脱いで講義を聞く」「呼ばれてもすぐに返事をしない」「メモ帳や手帳を持たず手ぶらで参加する」「乗換検索をうのみにして行動する」「入社式や研修のことを平気でブログに書く」など、きりがありません。これは本来、家庭での躾や学校生活を通して身につけているものです。それを「会社や組織」が身につけさせなければならない時代になったのでしょうか?

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