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2011年3月21日 (月)

朝の挨拶

新入社員研修の定番ともいうべき「マナー研修」では、挨拶の重要性が必ず出てきます。「挨拶は、相手と対面して最初に行う動作なので、人間関係を気付く上でのファーストステップ」などと教えます。コミュニケーションにおいて、それだけ重要な役割を果たす挨拶ですが、他にも人を前向きにするといった効果があると言われています。「おはようございます」と明るい声で挨拶すれば、周りの人たちは「元気だなあ。自分も張ろう」という気持になるはずです。

私は、出張先のホテルで、朝のエレベーターに乗り合わせた相手に、かならず「おはようございます」と挨拶するのですが、いまだかって相手から先に挨拶されたことはありません。皆さん会社員で、これからチェックアウトをして現場に乗り込もうとされているのでしょうが、そのことで目いっぱいなのか、他人に挨拶するような余裕はないのでしょうか?こちらからの挨拶に、あわてて「おはようございます」と言葉を返してきます。

最近よく目にするACジャパン(公共広告機構)が、昨年から流しているCMで「挨拶の励行」というのがあります。これは小学生の低学年までを対象に企画されたもので、挨拶をするたびユニークで楽しいキャラクターが登場し、友だちが増えていく様を、歌とアニメーション で表現され、挨拶は楽しいこと、友だちが増えるのは素敵なこと、というメッセージです。もっとも、友達を増やすために意識的に見ず知らずの人に挨拶する人はいないと思いますが・・・。

皆さんはハイキングや山登りのときなど、すれ違う相手に「こんにちは」と挨拶してやり過ごします。最初は、相手から先に言われても、次にすれ違う相手には、自分から挨拶するようになりませんでしたか?これは、会社で交わす挨拶と同様、同じ目的をもっている仲間として「見ず知らずの」相手を認めている結果なのでしょうか?それとも、ハイキングも山登りも、仕事から一時的に解放された遊びの時間だから、こころに余裕が出来ている結果でしょうか?

以前、2週間ほど入院した経験があります。私は、このときも、看護師さんはもとより、同病棟の患者さんにも、積極的に「おはようございます」と挨拶していました。手術前に何かを思いつめているも、術後のリハビリをしている人も、云われてみて初めて「おはようございます」と挨拶を返してくれます。もちろん、2回目からは、相手を気遣うことばも、お互いに挨拶のあとに続きます。これも、同じ病院仲間として捉えていたのかも知れません。

ただ、先のエレベーターの中では、挨拶しても挨拶を返さないビジネスマンがいました。たぶん、見ず知らずの人から声を掛けられたことに対する違和感があったのでしょう。この人も会社では、管理職研修などで、コミュニケーションの大切さを学習しておられるとは思いますが、いざ、現場に出ると「学習したこと」を活かせないタイプのようです。考えるに、人はもともと他人とコミュニケーションをとるのが苦手なのかも知れません。だとしたら、自分から「積極的に挨拶しない」というのは、わかるような気がします。さて、あなたは?

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