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2010年12月 6日 (月)

マインドセット

一般的に「マインドセット」とは「組織内で異なる考え・意見を持つ人たちの個人意識を、組織の組織目標達成・生産性向上・職場の一体化などの目的のために変容させる仕組み」をいいますが、私たち研修担当が、カリキュラム策定のときに使っている「マインドセット」とは、簡単にいうと「研修目的に合わせた心構え」です。

研修は、その場かぎりのものではありません。学んだことが現場で活かせ、共通言語になり、継続して使えるようにしたいのです。そのためには、「なぜ、この研修があるのか」「学んだことを現場ですぐに役立てる」ことを抑えて知識なり、スキルなりを習得していただく必要があります。

特に、最近の「ロジックに強い」若手向けの研修では、この「マインドセット」の必要を感じています。「何のために、この研修を受けるのか」、研修のはじめに、目的に合わせたマインドセットを行ないます。私たちがなぜ研修をするのかといえば、現状の課題分析をして、あるべき姿への変革を促したいためであり、そこに求められるスキルや、知識、価値観などを策定するわけです。

外部講師の先生にお願いするときも同じです。最初にマインドセットしてからスタートしていただいて、終わりに「振り返り」と「現場での活用」のコミットメントを全員からとってもらうようにしています。ただ、講師の先生の中には、この意味合いがわからず、事前にお話ししておいても、自分流の教え方に固執されるあまり、この「はじめ」と「おわり」を無視されることがあり、とても悲しい時があります。

この前も、その先生に、念の為、「はじめ」と「おわり」に、その意味合いを記述したページを追加してもらいましたが、お茶を濁す程度にさらりと触れられただけでした。このような先生は、自分の教え方が一番と思われているのか、それが結果としてご自分の価値観だけを押し付けているという認識もなく、事後アンケートで「価値観の違い」を指摘されても「おかしいなあ、うまくやったつもりだったになあ」と相変わらずノー天気です。

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