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2010年7月26日 (月)

ビジネス版アサーション

先週末、日本・精神技術研究所(日精研)さんが主催された「ビジネス版」アサーション・トレーニングの説明会に行ってきました。コミュニケーション・スキルの研修として、私たちの会社では、2年目社員を対象に、日精研さんからではないのですが、外部の講師を招聘して、「アサーション・トレーニング」を実施しています。

説明会では、平木典子先生の講演と、森川早苗先生のワークショップがありましたが、主催者の説明では、1982年に「アサーション<自己表現>トレーニング」を開講、当初は、ビジネスというより、専業主婦などの一般女性が対象だったようです。それが、2000年以降、社会環境の変化とともに、受講生の構成に変化があり、ビジネス版の開発を行なってきたとのことです。

この説明会に私が期待したのは、どこまで、アサーションの基本を、ビジネスに置き換えてくれるのか、ということでしたが、プログラムの内容については、従来版に「積極的な傾聴」と「感情の取り扱い」を加えたというだけで、詳しくは知らされませんでした。たぶん、日精研さんでは、従来版であっても、具体例は、すべてビジネス版になっているのだと理解しています。

アサーション・トレーニングの難しさは、教材に使われる例題が「ノン・アサーティブ」「攻撃的」「アサーティブ」のいずれかかのパターンに分類されるというより、その場の状況や、表現の仕方、相手の受容性の差異により、どのパターンにもなりうるということです。もともと「言いたいことが言えない人」は、考えれば考えるほど、迷路に入り込むような気がします。

大事なことは、コミュニケーションの難しさを痛感したとき、「アサーションの基本」に立ち返り、「率直に、正直に自分の気持ち・考えを伝える」ことができるか、ということだと思います。私たち研修では、アサーションが「自他尊重」である以上、すでに、「自=話す」「他=聴く」で、積極的傾聴や、感情表現の多様性など、取り入れてはいますが、「迷ったら、原理原則に立ち戻る」ことを奨めています。

この「ビジネス版アサーション・トレーニング」は、10月からオープンコースが開催されるようですので、アサーション・トレーニングの本家(日精研)さんが、どのような内容で公開されるのか、楽しみにしています。

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