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2010年6月14日 (月)

上司と部下の距離は一定

ピーターF.ドラッガーが、また読まれています。「もし野球部の女子マネージャーが、ドラッガーの『マネジメント』を読んだら」という単行本も、相変わらず、本屋さんの入り口に平積みになっています。表紙だけがマンガの装丁ですが、高校野球の女子マネージャーが、ドラッガーの「マネジメント-基本と原則〔エセンシャル版〕」を読んで、ドラッガーのいうマネジメントを実践していくという内容です。

ドラッガー本は、私も学生時代や社会人に成り立てのころには、かなり読んだのですが、この「マネジメント」も何十年たったいまも色あせることなく、いまの時代に書かれたように感じさせられるのは、やはり基本と原則は、時流には関係なく、変わらないといえます。個別具体例がなく、やや抽象的で汎用的かも知れませんが、この「もし高校野球の女子マネージャー」が部員の資質を見抜き、適材適所に人員を配置して、部員のやる気を引き出していったように、内容を理解するためには、一旦、自分の仕事に置き換えたらどうなるかを常に考え、実践する必要があると思います。

彼の著作には大きく分けて組織のマネジメントを取り上げたものと、社会や政治などを取り上げたものがあります。本人によれば彼のもっとも基本的な関心は「人を幸福にすること」にあって、そのためには個人としての人間と社会(組織)の中の人間のどちらかのアプローチをする必要があるのですが、彼自身が選択したのは後者の方でした。

人材活用のところで、私の記憶に残っているのは、「上司と部下の距離は一定」というところです。彼は、大企業でも、中小企業でも人材の確保は同じと言い切り、そのうえで、部下を成長させるには、自分自身が成長しなければならないというのです。自分が成長しない限り、部下も成長しないのです。自分のことは省みず、日ごろの部下の所業を嘆いているとしたら、距離は一定ですから、部下はそのままです。上司がそのままで部下が距離を縮めてくれることはないのです。







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やっぱり硬い感じではあると思うので、
そういう本が苦手な方は、
「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」をお勧めします。
そちらから入ったほうがわかりやすいです。
レビュー対象商品: もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (単行本)
高校野球の女子マネジャーが、ドラッガーの「マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]」を読んで、ドラッガーのいうマネジメントを実践していくという内容です。
個人的にドラッガーの著書は抽象的な書き方をしているので、内容を理解するためには、一旦、自分の仕事に置き換えたらどうなるかを常に考える必要があると思います。
本書は、高校野球の女子マネだったら、どうなるかを実践しています。
ドラッガー自身はマネジメントを企業経営に閉じるものではないと言っているので、高校野球部という非営利の組織を題材に選んでいるのは的を得ているのかも?

読んでいて興味深いのは、部員のやる気を引こ起こすために、キャプテンやスタメンの選出をやっている箇所。マネジメントの視点で見ると、野球でやっていることも人材活用なんだな~。当たり前だけど、目から鱗。

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