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2010年6月21日 (月)

マナー講師の主婦ネタ

マナーの先生は、もと国際線キャビンアテンダントの方が多い。あこがれの職業が「スチュワーデス」であったころ、航空会社が、自社のマナー研修を外部に公開したことに端を発しているのかも知れません。そこで育った先生方が、マナー研修だけでなく、クレーム対応やアサーショントレーニングなどの「女性の講師が求められる研修」に領域を広げてこられたように思います。

不思議とビジネス経験のある女性が少なく、経験があったとしても、何十年も昔のことで、リタイヤされてから、実務に就かれることなく、講師として、綿々と研修を行なう一方、後進の指導をされてきたのでしょう。具体的な事例は、日々の生活で起こる「主婦だけが経験する」ケースの話のオンパレードです。問題は、後進の先生方も、その主婦ネタだけで、研修がカバーできるものと勘違いされていることです。

たとえば、クレーム対応セミナーでは、自分がスーパーでかったお菓子が腐っていたとか、買ったブランドのブラウスの仕付けがわるかったとか、ビジネスシーンをイメージできない事例ばかりです。いま、求められるクレーム対応は、個人の応急的な対処より、企業としての対処、それも恒久的な対応であるのに、そのことすらお分かりにならない先生が多いことに驚かされます。

また、自己表現の仕方を学ぶアサーショントレーニングでも、相手とのコミュニケーションの取り方の例として、最近のビジネス経験のない悲しさからか、自宅で、ご主人と言い合いになった話や、お子さんに言い聞かせる方法などが出てきます。これらビジネスとは、なんの脈略もないのですが、そのケースをビジネスシーン置き換えることなく終わりますので、聴いている方は違和感があります。

このような先生には、このようなビジネスシーンを想定したお話をされた方がよろしいのでは、と提案しても、次回お願いしたときは、そのことをすっかり忘れられているのか、以前同様、滔々と「主婦ネタ」を連発されるのです。次回は、お引きとりを願おうと思っています。

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