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2010年3月 1日 (月)

ポパイ症候群

POPEYE(ポパイ)は、マガジンハウスから発行される男性向けファッション雑誌として知られていますが、もともとアメリカのコミック漫画のタイトルであり、その代表的なキャラクターの一人です。物語は、ホウレンソウを食べると超人的なパワーを出すセーラー服姿のポパイと、その恋人オリーブ、そして敵役のプルートの3人をめぐるコメディです。

ホウレンソウというのは、オフィス用語では、「報告・連絡・相談」の頭文字をとって、報・連・相と略して、入社後の新人研修などで、仕事をする上での基本として、そのコツやポイントを教えます。ところが、このタイミングや方法は、新人でなくても、先輩になっても、難しいものがあり、コミュニケーションの大切さを痛感させられます。

ホウレンソウという言葉が独り歩きすると、仕事の基本として、報告、連絡、相談が、上司に対する順番と履き違えるようになり、なかなか報告の第一歩が踏み出せないのです。前にも書きましたが、若い人にコミュニケーションの必要性を求めるなら、むしろ、相談をすることを第一義にして、相談→連絡→報告の順序にした方がよいと思います。

問題は、ホウレンソウは、新人さんはもとより、下位の者から上位の者へ行うことになっており、ホウレンソウを受ける側の上司として、下位の者からのホウレンソウがなければ、何のアクションも必要がないと思っている人が多いのです。報告さえあれば、連絡さえしてくれれば、相談してくれれば、いくらでも対応できると思っていては、コトが始りません。

あたかもポパイがホウレンソウさえあれば超人的なパワーを発揮するように、ホウレンソウを受ける側として、ホウレンソウがなければ何のアクションも取らないでいる上司は、「ポパイ症候群」に罹っているといわれても仕方ありません。

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