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2010年3月29日 (月)

報・連・相は義務か?

もうすぐ4月、今年も新卒社員を迎えます。導入研修では、ビジネス・マナーやコミュニケーションの研修を外部から講師の先生を招聘して実施します。事前にいただいたテキストを拝見していると、例によって「報・連・相」がかなりの部分を占めています。

「報告、連絡、相談の仕方」を教えていただくのですが、最近は、講師の先生も、いまの若い人の感覚を把握されていて、「なぜ、報・連・相が必要なのか」を説明してから、講義や実習にお入りになります。いまの若い人の感覚というのは、「自分は成長したい、だから成長に役立つものなら聴き耳を持つ」ということです。

ただ、「報・連・相」を受ける人は、先輩であり、上司であるという前提で話が進められますが、それは、新人としての義務なのでしょうか?それは、軍隊におけるような命令なのでしょうか?義務というなら、新人としての義務でなく、社員としての義務ならわかります。なぜなら、社員としての義務なら、先輩も、上司も社員ですから、下に対しても同じように「報・連・相」の義務があるのです。

前にも書きましたが、上司が部下からの一方的な「報・連・相」を待つ仕組みの会社なら、それは上から下まで「ホウレンソウ」の大好きな「ポパイ症候群」の組織が出来上がり、不祥事を起こした企業に見られるように、都合の悪いことは「報・連・相」しない悪癖が日常化して、会社は崩壊の時期を待つだけです。

上司が部下にたいして一方的に「報・連・相」を求めるのではなく、上司の方から部下に対して、自ら進んで「報・連・相」をすることで、コミュニケーションのとれた風通しのよい組織になるのではないでしょうか?

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