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2009年10月12日 (月)

どさ?ゆさ!よらい!?

私たちは仕事を進めるときに、会話というコミュニケーションによって意思を伝えます。そのため、言葉が通じさえすれば意思が伝達できていると考えがちです。コミュニケーション研修では、意思の伝達は、「言語」「非言語」「コンテクスト」から成り立っていて、言葉だけがコミュニケーションではないと教わります。

辞書によれば、コンテクスト(またはコンテキスト)とは、日本語では「文脈」と訳されることが多いのですが、他にも「前後関係」、「背景」などと訳されています。「コミュニケーションの基盤となる状況や価値観、信念、習慣などを指す」とあります。すなわち、コミュニケーションを成立させる共有情報をコンテクストといいます。

「どさ?」「ゆさ!」の意味をご存じでしょうか?これは青森弁で『どこに行くの?』『お風呂(銭湯・温泉)に入りに行くんだよ』という会話なのです。たった4文字なのにしっかりした世界一短い(?)コミュニケーションです。

以前、テレビを見ていたら、タレントや俳優が、それぞれの出身地のお国自慢をその土地の訛(なまり)で言い合う、という番組で、「「どさ?ゆさ!よらい!?」といっていたのを覚えています。青森だけでなく秋田でも同様の方言があるようで、秋田弁で「どこへ?」「お風呂だよ!」「帰りに寄っていきなさいな!?」という意味だそうです。

コンテクストは会社や職場といった小さな単位にも存在します。会社が違えばコンテクストも異なります。たとえば営業には営業の、経理には経理のコンテクストがあります。職場のコンテクストはメンバー、なかでもマネージャーが知らず知らずに創り出しています。

問題は、新人や中途採用者を迎える職場では、この「言語」「非言語」より「コンテクスト」が大きいほど、ミュニケーションが難しいということです。先輩から見れば「言わなくても分かっているだろうが」といわれても、後輩にとってみれば「言ってくれないとわからない」となるのです。

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