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2009年8月31日 (月)

カスタマイズ

最近、外部の研修機関さんに、研修を依頼する要件として、いままでのパッケージ型の研修から、一歩すすめて、弊社の業務に関連した「カスタマイズ」をお願いすることが多くなりました。もっとも、初歩的なコミュニケーション・スキルといったものは、基本的なスキルなので、パッケージ型で行っています。

思うに、基本的スキル以外の研修というものは、本来、カスタマイズして行うべきもので、いままで、階層別とか課題別研修で、外部の研修機関のプログラムから該当するものを選択して実施していたとしたら、研修担当の怠慢といわれても仕方ありません。要は、自社の抱えている問題を把握して、かつ研修機関のプログラムにも精通していて、初めてカスタマイズを要求できるようになれるからです。

ただ、このカスタマイズの要求についても、研修機関の営業窓口の方の役割も疎かにできません。こちらの要望をチャンとヒアリングしてくれて、自社のプログラムに落とし込むか、どのあたりまでカスタマイズできるのかを教えていただく必要があります。

同業他社の研修担当に聞いても、最近は予算が縮小されたこともありますが、同じ研修をするなら、できるだけ業務に活かせる内容にするよう、上の方が口をはさんでくることが多くなったそうです。確かに限られた予算で研修をするなら、時間をかけてでも、いいものだけを選んで実施するべきです。

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2009年8月24日 (月)

遅刻した受講生

手を挙げて参加してもらう研修では、コントロールが効かないというか、往々にして、当日人数が欠けたりします。特に、他部署に跨っての公募では、緊急の仕事が入ったりすると、こない人がでるのは仕方がないのですが、講義をいただく先生に失礼にあたるので、できるだけ情報を前もって集めておきます。

特に、外部から招聘して実施する場合、誰と誰が、この理由により遅刻、欠席、早退など、理由を述べて予め了承を得るのが普通です。ただ、先生によって、その反応はまちまちです。全然意に介せない人、グループやペアリングワークに支障がきたすので嫌がる人、それぞれですが、おおむね受講生には興味がないというか、ご自分の講義や演習の進め方だけしか関心がない先生が多いようです。

このまえ、珍しい先生にお会いしました。受講生が一人だけ第一項が終わってから参加してきました。通常、受講生が申し訳なさそうに先生にお詫びを申し上げ、先生も、仕事の事情を理解して、その後も何事もなかったように進められるのですが、この先生は、第二項が始まる前の休憩時間を使って、彼がいない間に何をしたのか、その狙いはなんだったのか、どんな演習をしたのか、その結果はどうだったのか、と懇切丁寧に説明されていたのです。

もちろん、そのおかげで、その受講生は、遅れてきても、その後の研修にスムーズに皆とレベルを合わせて参加することができたのか、あとで受講生から非常に感謝されました。「珍しい先生」と言いましたが、本当は、これが当たり前で「受講生に興味はない」のは珍しい先生であってほしいです。

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2009年8月17日 (月)

モノを捨てる

あなたは、モノをどんどん捨てるタイプですか?それとも古いモノでも、なんでも貯め込むタイプですか?確かにモノを捨てるには、すこし勇気が要ります。モノを大事にすることは「もったいない!」ことからも正しいことなのでしょうが、貯めすぎることは、スペース的に限界がありますので、誰しも一度は「モノを捨てる」ことを考えるようになります。

会社でもそうですが、各人にロッカーを与えると、みないっぱいになるまで書類や資料を貯め込みます。センターファイルがあるのに、個人で同じコピーを持っていたり、いつか使えるかも知れない資料=まず二度と日の目を見ない資料=を貯め込んでいたりします。情報過多になったいまの時代は、「モノを捨てる」ことを念頭において処理すべきだといわれています。

ご家庭でもみなさん収納にはいろいろ気をつかっておられるようです。「モノを捨てる時の判断基準」とされる、5年間まったく使わなかった、機能、デザインが古い、さんざ使って壊れて修理ができない、残しておく目的がわからない、思い出にまつわる物語がない、といったものまで捨てずに残されているからです。

でも考えてほしいのです。収納場所が会社であっても、ご家庭であっても、収納するスペースがなくて、あなたが大切だと思い残しているものを、トランクルームを借りて収納するのに、そのレンタルフィーに見合うものでしょうか?あなたが異動になったり、転職をされる場合でも、それは残しておくべきものなのでしょうか?

人は誰しも「こだわり」を持っています。世の中がインターネット社会になり、グローバル化された今も、旧態已然のやりかたに固執していたり、戦略を立てる場合も、個々人が「こだわり」を主張するあまり、結果的に「モノを捨て切らない」でいるのではないでしょうか?「モノを捨てる」ということは、ある意味、「こだわり」をすてることなのです。

研修に参加しても「自分を捨てきれない」受講生、カスタマイズを希望しても「自分の定番」にこだわる講師の先生、自分が育てたプログラムを続けたい研修担当・・・。「モノを捨てる」、「こだわりを捨てる」ことで、初めて新しいことが始まるような気がします。

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2009年8月 3日 (月)

後出しじゃんけん

クラスでアイスブレーキングなどに使われるものに「後出しじゃんけん」というゲームがあります。受講生がペアになって、先手の人が、「じゃんけん・ぽん」と出します。相手は、その後に「ぽん」と出して後出しをします。タイミング的には「じゃんけん・ぽん・ぽん」のリズムです。

最初は、先手が出したじゃんけんに勝つようにします。グーならパー、パーならチョキ、チョキならグーを出すことで、勝つことができます。ゲームとしては、10回くらいやって、今度は、先手を交代して、同じように10回くらい行います。これは、馴れるに従って、早く反応することができます。

これが一通りできるようになったら、今度は、後出しで、負ける様にじゃんけんします。グーならチョキ、チョキならパー、パーならグーです。最初のじゃんけんは、勝てるように後出ししたのですが、今度はそうは簡単にできません。後出しだから、勝つも負けるも思い通りに出せると思いきや、これが難しいのです。

どうやら、人間は、生き抜くためになのでしょうか、競争に勝つぬくための遺伝子を持ち合わせているようで、勝つのは簡単ですが、負けるのは難しいのです。「後出しじゃんけん」の喩(たとえ)は、勝つために相手の後に手を打つことをいいますが、この負けるための後出しじゃんけんも、一生縣命に取り組めば、回を重ねることで、だんだん、素早く反応できるようになります。

たしかNHKの何かの番組で、脳科学者の茂木健一郎氏が「脳はできないことを一生懸命やろうとすることで活性化し成長する」といわれていましたが、その通りだと思います。

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