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2009年6月15日 (月)

送り手と受け手

コミュニケーションの重要性については、私たちは嫌というほど聞かされていますが、コミュニケーションの本質というか、何のためにコミュニケーションを取るのかといわれると、コミュニケーションの「送り手」と「受け手」の双方の側から考えないと答えがでません。

それは、「送り手」側のコミュニケーションとして、相手に伝えたい言葉、たとえば意味、事実、意思、アイデアなど、分かりやすくするために発するわけですが、それが結果として「受け手」の行動を促すことにならないと、コミュニケーションは完結したといえません。

自分は論理的な話し言葉が得意と言う人も、自分の意識にある伝えたいことと、それを言葉にして発する内容では、すでに80%しか表現できないと言われています。それを「受け手」側はどれだけ理解できるかといえば、まず50%がいいところではないでしょうか?だとすると80%×50%=40%となり、100%伝えたつもりであっても、相手の理解は40%になってしまいます。

「受け手」側が、理解したことを行動に移すとなると、期待値をもってしても50%というなら、40%×50%=20%になります。つまり、「送り手」が、いかにロジックにつたえようとしても、「受け手」が、納得して行動を起こしてくれるのは、わずか20%だということです。

ロジカルシンキング(論理思考)の研修では、グルーピング、筋道を立て方、なぜなぜ思考、ゼロベース発想、MECE、ロジックツリー、ピラミッドストラクチャーなど勉強しますが、「受け手」側に立場にたって言葉を発しない限り、コミュニケーションの完結という点からすれば、この行動への期待値は、ますます低いものとなることを肝に銘じるべきと思います。

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