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2009年5月11日 (月)

内定取り消し

サプライムローンに端を発した不況が私たちの雇用にも大きな影響を与え、企業業績の悪化から「内定切り(内定取り消し)」が大きな問題になっています。最近、産業能率大学が、新入社員を対象としたビジネス分野での流行語に関する調査結果では、最も選ばれた言葉は「内定取り消し」で、回答者の7割が選択するなど、他人事ではないという昨今の世相を反映した結果になっています。

一年前までは、まったく逆の現象というのでしょうか、学生さんに採用内定を出していても、複数の会社の内定を並行してお取りになることで、企業は、学生さんの方から「内定を取り消し」されることが当たり前でした。もっとも、それが社会的に常識化していて、ニュースにもなりませんでした。

この間、大学のOB会の集まりがあり、人事で採用に携わっている友人は、いままで、どれだけ、「学生さんからの内定取り消し」で企業が泣いてきたか、分かってほしいと云っていました。もっとも、これは昨年までの学生さんのことで、今年の学生さんには関係のないことかも知れません。

内定を取り消されてしまった学生さんの中には、来年の就活に向けて大学を留年するという人も多いと聞きます。なぜ、留年までする必要があるのかと思うのですが、その背景には、日本の多くの企業が定期一括採用方式をとっていることがあげられます。

3月に卒業する学生さんが一定数まとめて採用されて4月から働き始める方式は、日本の特有の在り方なのです。同時に、日本の雇用の特徴として、勤続年数をベースにして賃金体系や退職金などの待遇が決定していることもあげられると思います。

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