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2009年5月25日 (月)

パンデミック

このところテレビのトップニュースは新型インフルエンザで持ち切りです。豚インフルエンザとしてメキシコに端を発したこの新型ウイルス感染症は予断をゆるさない状況にあります。このような感染症が世界的に流行することを「パンデミック」というそうですが、WHOの発表では、いまのところ、そのパンデミックの一歩手前とのことです。

これまでの歴史的なパンデミックの例としては、ペスト、コレラ、スペインかぜ(インフルエンザ)などがあります。また、最近では、高病原性トリインフルエンザ、SARSなど、パンデミックには至らなかったものの、その一歩手前の状態になりましたが、今回の新型インフルエンザは、これと同等というのでしょうか?それに日本人だけでしょうか、誰に会っても、この話で持ち切りで、感染症の予防マスクが品切れ騒ぎになるなど、まるでオイルショック時のトイレットペーパーみたいです。

それでも、私の知っているある大手企業は、今日の状況を想定していて、早くから対応策が実施されているのには驚かされました。たとえば、集合研修の場合、感染症が多発する地域での開催は延期したり、その地域からの招聘は控えるなど、当り前のように対処しているのです。いま品薄のマスクなどは大量に準備されていて、出社時、在社時、帰社時に3回取り換えられるよう一人1日あたり3枚が支給されているのです。

リスクマネジメントとは、このようなことを当たり前にできるような体制を、いつでも取れるようにすることでしょうか?

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2009年5月18日 (月)

4つのお願い

先日、いつものコーヒーFC店で、一息入れていた時のことでした。その店で、新規採用のアルバイトさんにスーツ姿の店長らしき人が、私の近くで、就業規則等の説明をしていました。場所がないこともあり、客席の隅で話をされていたのですが、それとなく、話の内容が聞こえてきました。

簡単なカラーの小冊子が渡され、それを見ながらブランドの意味から始まって、就業規則の具体的な説明をされていました。いわゆるマニュアルには違いないのですが、採用側の人が、一つひとつ分かりやすいように話されるのは、これからそのお店で働く人にとって、理解しやすいと思いました。

たとえば、「出勤時間は9時となっていますが、15分前に来てください。制服に着替えてからタイムカードを押してください。タイムカードはお店のパソコンに入力します。」といった具合です。ひるがえって私たちの場合を考えると、ただ9時~5時としか言わないくせに、やれ、ギリギリにくるとか、タイムカードを押してから化粧室に入るのはいかがなものか、と陰口をたたいているのではないでしょうか。

そして、彼はその若いバイトさんにむかって、「私たちから4つのお願いがあります。」といって、
1.    笑顔を絶やさないでください。
2.    時間内で、できることを精いっぱいしてください。
3.    仲間と力を合わせて仕事をしてください。
4.    返事をすることを心がけてください。

「どれも当り前のことですが、私たちは、当り前のことができるようにしたいのです。」と付け加えておられました。私は昔からこの全国に店舗展開をしているコーヒーチェーンが好きで、一息いれるならこのブランド店を利用します。コーヒーが美味しいこともありますが、お店のひとの応対がFC店にしては、とてもさわやかだからです。

この店も、帰りがけに、店員さんが「ありがとうございました」と、私の顔をちゃんと見て、笑顔で見送ってくれました。

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2009年5月11日 (月)

内定取り消し

サプライムローンに端を発した不況が私たちの雇用にも大きな影響を与え、企業業績の悪化から「内定切り(内定取り消し)」が大きな問題になっています。最近、産業能率大学が、新入社員を対象としたビジネス分野での流行語に関する調査結果では、最も選ばれた言葉は「内定取り消し」で、回答者の7割が選択するなど、他人事ではないという昨今の世相を反映した結果になっています。

一年前までは、まったく逆の現象というのでしょうか、学生さんに採用内定を出していても、複数の会社の内定を並行してお取りになることで、企業は、学生さんの方から「内定を取り消し」されることが当たり前でした。もっとも、それが社会的に常識化していて、ニュースにもなりませんでした。

この間、大学のOB会の集まりがあり、人事で採用に携わっている友人は、いままで、どれだけ、「学生さんからの内定取り消し」で企業が泣いてきたか、分かってほしいと云っていました。もっとも、これは昨年までの学生さんのことで、今年の学生さんには関係のないことかも知れません。

内定を取り消されてしまった学生さんの中には、来年の就活に向けて大学を留年するという人も多いと聞きます。なぜ、留年までする必要があるのかと思うのですが、その背景には、日本の多くの企業が定期一括採用方式をとっていることがあげられます。

3月に卒業する学生さんが一定数まとめて採用されて4月から働き始める方式は、日本の特有の在り方なのです。同時に、日本の雇用の特徴として、勤続年数をベースにして賃金体系や退職金などの待遇が決定していることもあげられると思います。

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