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2009年4月20日 (月)

テクニカルスキルとヒューマンスキル

そろそろ皆さんの会社でも、新卒社員の導入研修は一段落されたことでしょう。もちろん、医薬関連ではMRさんの継続研修を控えているなど、業種によって違いはあると思います。IT業種では導入研修は1カ月と聞いていますが、あとは現場配属のあと、長期にわたりOJTが実施されるようです。

私の知り合いにITシステムサービス会社の人事・研修マネジャーがいます。通常、システムサービスの業界では、テクニカルスキル教育が中心で、現場に配属されてから、少しづつヒューマンスキルを教え込むようです。というのも、お客さまの要望を伺ったうえで、自社の持つソリューションパッケージに落とし込む作業(コーディング)をするのに、ヒヤリングのスキルなどが必要になってくるからです。

ところが、私の知り合いは、テクニカルスキルよりヒューマンスキルの方が先だという考え方です。一般的には、この業界ではテクニカル80、ヒューマンスキル20がいいとこらしいのですが、彼の会社ではヒューマンスキルが40%を占めるようにしているとのことです。社内の誰とでも話ができる状況にしておいてから、テクニカルスキルを学べば、自分なりの知恵に変えることが可能になるといいます。

なぜなら、最近入社してくる「ゆとり世代」の新卒さんは、ご多聞にもれず、考えることをせず、すぐ答えを聞きたがる傾向があり、いくら優秀であっても育て方を誤ると、「言われないとしない、言われたことしかできない」人になってしまうからです。システム開発の現場では、いろんなプロジェクトが動いており、このソリューションでよいのか疑問を持たずに、ただ与えられたものをこなすだけの人材なら、育てる必要がないと言い切ります。

最近の導入研修では、いずこも「コミュニケーションスキル」習得を重視する会社が多くなっている様ですが、彼が長年やってきたことは、その会社が急成長している実績からみて、正しい方向にあるように思えます。

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