OJTチューターのチューター
先日、知り合いの他社の研修担当からいい話を聞きました。彼の会社は、一昨年から新卒社員のOJT指導者(チューター)向け研修を実施しています。今年も、新入社員研修と並行して、OJTメンターの研修を、外部講師を招聘して実施したのですが、終了時アンケートに思わぬことを発見したというのです。
いつも社内で研修を実施する場合は、自社の決まった定番のアンケートフォーマットを使用するのですが、今回の研修では、うっかり、その講師を派遣してくれた研修会社のフォーマットを使ってしまったのです。それも、その会社の定番のものですが、その中に、今後この研修の受講を奨めたい方はいますか?という質問で、□上司、□同僚、□部下、□友人、□家族、□その他、の選択項目がありました。
通常、こういったアンケートの取り方をしないものですから、自社には関係ないものとして無視を決め込んでいたのですが、アンケート結果をみて、驚きました。なんと10人中8人までが、□上司、にチェックを入れていたのです。なかには、二重チェックを入れている人もいたというのです。
理由欄のほとんどが、とてもチューターとして役立つ研修であるが、現場に戻ると、チューターとして指導できる環境が整っていないか、上司が忙しくてその重要性を理解しているかは疑問!というものでした。
彼は、この結果を見て、目からウロコの状態だったらしく、さっそく担当部内で検討して、今回のOJTチューターの上司にあたる人を対象に「チューターのチューター研修」を実施することを計画しているといっていました。
怪我の功名とはいえ、彼は、自社の定番アンケートでは、見えないものを見せてもらったと喜んでいました。
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