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2009年2月23日 (月)

トレーニングとラーニング

読んで字の如く、「トレーニング」は「教えること」、「ラーニング」は「学ぶこと」ですが、私どもの場合は、新卒社員の育成で、この違いをよく口にします。特に、新卒社員の職場指導員となられる先輩社員のチューター(またはメンター)研修のときによく使われます。

彼らの役割の一つに「仕事・業務そのものを教える」というのがあります。このところ入社してくる新人さんは、「ゆとり教育世代」の特徴を有しているのか、与えられることに慣れていたり、分からなくても質問もしないまま異なる行動をとるとされています。

ですから、指導される方も「トレーニング」と「ラーニング」を使い分けて、育成する必要があります。
前にも書きましたが、彼らの学生時代のバイトは、ほとんどがマニュアルに従って行うものであったため、自分が入った会社でも、マニュアルがあるのが仕事だと思っている節(ふし)があります。

「与えられることに慣れている」と云うなら、「教え過ぎないこと」が大事です。彼らに考えさせようとしても、これは、どのようにすればよいのですか?分からなければ誰に聞けばよいのですか?といって、まるで自分で考えようとしません。少しづつ、考えることで仕事の作法が身につくのだと覚えてもらうようにしなければならないので、まさに、彼ら自身の「ラーニング」なのです。

これとは逆に、会社として、法的なことや、内部統制にかかわることなど、これだけは譲れないことに関しては、「限りなく具体的に教える」ことが必要になってきます。「分からなくても質問もしないまま異なる行動をとる」ことがないよう、「ラーニング」と区別して、徹底的に「トレーニング」すべきです。

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