« エデュース | トップページ | トレーニングとラーニング »

2009年2月16日 (月)

メラビアンの法則

研修でよく出てくる「法則」に「メラビアンの法則」というのがあります。皆さんも、目にしたり、お聴きなったことがあると思いますが、アメリカの心理学者のアルバート・メラビアン(正確にはマレービアン)が1971年に提唱したとされる「話し手が聴衆に与える影響」について具体的な数値で表した法則です。

もともと心理学で使われていたものが、最近では、ビジネス用語として使われるようになり、特にプレゼンテーションの研修では、必ずと言っていいほど、出てきます。そう、話し手が聴衆に与えるインパクトは、55%が視覚情報(表情)、38%が聴覚情報(声)、7%が言語情報(言葉)というものです。

この前、プレゼンテーション研修で、外部講師の先生が、「こけおどしネタ」よろしく、「なんと、言葉そのものは7%しか伝わらないのですよ!」と滔々と説明されていましたが、本当にそうなのでしょうか?昨今では「見かけより中身が大事」なはずなのに、と思ったりもして、疑問に思います。

メラビアンは一体どのような実験をしたのでしょうか?この間、さる大学の先生にお聞きしたところ、彼が実験で試したかったのは、「視覚」「聴覚」「言語」で矛盾した情報が与えられたときに、聞き手はどれを優先して受け止め、話し手の感情や態度を判断するのか、だったそうです。

いまや「コミュニケーションの3要素」として独り歩きした、この法則は、「アイコンタクトやボディーランゲージの重要性」の説明にも利用されたりします。大丈夫なのでしょうか?

|

« エデュース | トップページ | トレーニングとラーニング »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172484/44073394

この記事へのトラックバック一覧です: メラビアンの法則:

« エデュース | トップページ | トレーニングとラーニング »