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2009年1月19日 (月)

バイトはマニュアル系

最近、マスコミの報道を賑わせている「内定取り消し」や「派遣切り」については、経済状況の悪化からくる企業の先行き不安が引き起こしているとは言え、当事者にとっては、たいへん痛ましいものがあります。製造業の現場への派遣を禁止する、といった議論がなされている様ですが、常用型派遣と登録型派遣の区別もちょっと複雑で、なかなか難しいようです。

確かに、企業が自己の利益を追求するあまり、景気の浮沈に対応するため、労働力を「在庫調整」をするように、人をモノとして扱ってきたことは責められるべきことですが、一方で、若い人たちの中には「マニュアルがある仕事」を好んで受けいれる傾向があることも否めません。

採用担当の人に聞いたことなのですが、学生時代のバイトは、マニュアルが整備されている職場だったことが、圧倒的に多いそうです。理由は簡単で、煩わしい人間関係に左右されず、言われたことだけをやっていれば、お金になるからです。そこには、物事を考えて仕事をするといった環境は希薄になっているのだと思います。

入社の面接の時に、この人は、自分で考えて行動する人か、言われたことだけしかできない人なのか、一所懸命、質問して見極めようとするのですが、学生さんは、けっこう器用に面接をこなすスキルをお持ちでなかなか見抜けないそうです。導入研修が終わって、現場に配属されて初めて、その資質が露見するといわれています。

マニュアルがあれば、経験のない人を即戦力として抱えることは可能ですが、考えて行動することを放棄させているように思えます。ですから、社会人になってから、あらゆるビジネスシーンで戸惑うことが多くなりますので、人間関係を含め「マニュアル系」のバイト経験は「会社の仕事」ではないことを自覚して入社してきてほしいです。

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