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2008年12月22日 (月)

なぜ

最近、若い人に対する研修や説明会では、「なぜ」この研修をするのか、「なぜ」この規則があるのかを、よく説明してあげる必要があると思うようになりました。

毎年、新人にフォローアップ研修で、アサーション・トレーニング(自己表現のコミュニケーション・スキル)を実施しているのですが、彼らにとって「アサーション」という目新しい言葉の説明が必要とのことで、講師の先生は「アサーションとはなにか」を冒頭に説明していました。

いまいち、理解度が不足している様子でしたので、今年から「アサーションとは」の説明の前に「なぜアサーションが必要か」の説明を加えていただきました。すると、講師の先生に対する評価をもちろんのこと、理解度・習得度とも、高得点の評価につながりました。

私たち、研修担当にとっては、当り前のことであっても、新入や2年目の若い人にとっては、たとえそれがお仕着せの研修であっても、「なぜ」この研修をするのか、という研修目的を明らかにすることによって、受講態度が変わってくることを学びました。

また、最近はグローバル化の一環なのでしょうか、社員に外国人がスタッフとして一緒に仕事をすることが多くなり、会社の就業規則を説明する機会があるのですが、これとて同じことで、日本人相手に説明するなら問題なく理解されることでも、カルチャーの違いを念頭に置いていないと、彼らにとっては、「なぜ、そんな馬鹿げたことをするのか」という疑問だけが残ります。

論理思考の研修で習った、課題発見や問題解決のアプローチと同じ手法で、「なぜ」「なぜ」「なぜ」を心がけていないと、最近は、コミュニケーションが取りにくくないました。

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2008年12月15日 (月)

スライドは白か黒か

プレゼンテーションのツールとして使われるパワーポイントのスライド作成のことですが、そのスライド画面の背景は、「黒か白か」どちらがよいか、先日の内製講師会で議論がありました。「黒」というのは、主に濃い青色の背景で、文字を白抜きにしたり、黄色やベージュなどの暖色文字を使用します。片や「白」とういのは、背景が白字で、文字やイラストを自由にカラーリングされた画面です。

昔は、プロジェクターの光量が少なく、画面が暗いことで、「黒」の画面を多く用いていましたが、最近は、プロジェクターの品質も高まり、明るさが増したことで、「白」の画面での作成がほとんどです。それにソフトのテンプレートのほとんどが、「白」ということもあり、テキストや提案書は、すべて「白」の画面で作成されています。

ところが、外部講師の先生で、スライド作成の技術を熟知した方は、「黒」の画面を用いられることが多く、スライドの出来栄えからすると、見る目にも、圧倒的に「黒」の画面に軍配があがります。もちろん配布資料は、同じ内容であっても「白」の画面に置き換えたものを用意されています。このあたりから「黒か白か」の議論になったのです。

一般的には、説明型や提案型のプレゼンテーションでは、どうしても文字数が多くなることにより、「白」の画面が多く使われているようです。たとえば、コンサルティングの会社のプレゼンテーションがこれに当たります。一方、お客様をご招待して行うイベント型のプレゼンテーションでは、圧倒的に「黒」の画面が多く、その作りこみもかなり精巧にできています。

私たちのプレゼンテーションというのは、提案書やテキストをそのままスライドにして映すのではなく、配布された提案書やテキストを、より分かりやすく伝えるために、その要点をスライドにして見せるわけです。ですから、「黒か白か」どちらかを使うかは、プレゼンテーションの用途にあると思います。

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2008年12月 8日 (月)

研修予算の見直し

このところ、景気の落ち込みが取りざたされ、わが社でも、来期へ向けての予算の見直しがなされています。世間でよく言われているように、不況になれば、まず、販促(販売促進費)と研修(教育費)がカットされるのが通説です。

業界仲間(教育担当)でも、ご多聞にもれず、せっかく決めた来期の研修の見直しを迫られたところもありました。ここ数カ月のものを、4月以降に先送りしたり、外部講師の招聘を当面休止したり、ケースはいろいろですが、全く取りやめたところは、幸いにして、聞いていません。

販促費や教育費が、経費節減のやり玉に挙がるのは、効果測定の難しさにあるのかも知れません。教育の重要性をトップが認識していて、経営戦略に組み込まれた人事政策の中で、人材の育成が企業の発展に不可避だから、研修を積極的に進めてきたはずですが、よほどトップの方の教育に対する思い入れがない限り、難しいと思います。

弊社に出入りしているベンダーさんの話では、外資系企業は、不況になっても、研修のスタンスを変えないところが多いのに比べ、民族系(国内)企業からは、全部ではなくても、一部の研修を取りやめにしたり、先送りされる企業があったようです。でも、今回は、世界的な景気後退ゆえに、外資系企業といえども、大幅な方向転換があるかも知れないとのことでした。

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2008年12月 1日 (月)

ワークライフバランスの賛否

最近、会社ではワークライフバランスを呼び掛けていて、仕事と生活の両立について、ときどき議論があります。「仕事ももちろん大事だが、生活が充実してこそいい仕事ができる」とか「仕事以外の趣味や余暇に様々な経験をすることで、能力だけでなく、人としての魅力も増していく」という考え方は、たいへん結構な話ですが、長期休暇や育児休暇など具体的に行動をおこされた場合、必ずしも職場全員がよしとしていないようです。

といのは、部署の業績や人手不足について問題がない部署は別として、比較的人数の少ない部署では、長期休暇など、ワークライフバランス施策を推進する以前の問題を抱えているようですし、育児休暇なども、以前と違って、結婚・出産の高齢化に伴い、30代後半の働き盛りで、責任ある立場の社員が対象になってくるので、その穴埋めをどうするのか、悩ましいところです。

「仕事オンリー」の私たちより上の世代と、「プライベート優先」の下の世代に挟まれた私たちにとっては、このワークライフバランスの推進は、時代に合った生き方を構築する助けとなり、結果として仕事に対するモチベーションも上がると歓迎してはいますが、果たして、会社全体として、生産性の向上、引いては企業の競争力強化につながっていくのでしょうか?

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