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2008年10月20日 (月)

桐壷 源氏物語

今年は「源氏物語千年紀」として、全国のあちらこちらでイベントが開催されています。私も久しぶりの休暇を利用して湖都大津にある源氏物語生誕の地「石山寺」まで出かけてきました。ここでは「源氏夢回廊」と名打って、趣向をこらした様々な展示で紫式部と源氏物語の世界を再現していました。
ご存じのように、平安時代中期に成立した「源氏物語」は、与謝野晶子氏の翻訳本により、その膨大さが明るみになったといわれています。ちなみに「桐壷」から「夢の浮橋」まで全編54帖(巻)から成り、写本・版本により多少の違いはあるものの100万字に及び長編で、800首の和歌を含む王朝物語で日本文学上の最高の傑作とされています。
源氏物語の最初の巻は「桐壺」で、「源氏の母・桐壺の更衣は誰よりも帝の寵愛を受けます。嫉妬に狂ったほかの女房たちのいじめがもととなって更衣はなくなってしまいますが、代わりに入内した藤壺の宮に源氏はすっかりなつくようになり、いつしか恋心を抱くようにさえなります。しかしこの関係が、後にぬきさしならぬものになろうとは・・・」というのは誰でも知っています。
ところが、瀬戸内寂聴氏の文庫本「源氏物語」は別として、現代語訳に挑戦したとされる田辺聖子氏の「新源氏物語」でも、「桐壷」以降のことは、内容を語れる人はほとんどいません。かく言う私もそうなのですが、読みたい衝動に書かれて「長編」を購入するのですが、あまりの長編大作に圧倒されて、あとが続かないのです。
最近では、このような現象を「桐壷源氏物語」というそうです。

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